前日の補足。
判断に影響を与える経済的要因とは、
具体的には石油系メジャーのこと。
すでに彼らの間では東シナ海での
油田利権の区分けは出来上がっていて、
その地域がどこの国の所属になろうが
本質的には関係がない。
ただきちんと安定した地域政情であればいい。
だから日本所属だろうが中国所属だろうが
ちゃちゃっと決着させて、利権を利権として
早く生かさせろ、となるのは当然のことだ。
そしてその意向は当然のことながら
米政権に与える影響はかなり大きい部分を占めるというのは
周知のことだから、尖閣の帰趨について中立的発言となるのは
もろにメジャーを意識したものだ。
なんのことはない。
彼らの結論はもう出ている。
結局はそういうことなのだし、
この先にはそうなることだろう。
米国国務省と国防省の矛盾した動きには理由がある。
今回の中国の防空識別圏設定への
それぞれの省の対応内容をみてそう考える。
国防省はいち早く、圏内飛行で牽制し、
国務省は直接の管轄ではないが、
民間航空機の飛行計画書の中国当局への
提出を拒む処置はとらなかった。
さすがに親中の国務省である。
そして省だけではなく、その親分もそうなのだから当然だ。
日本は本気で単独生き残りのための
戦略を練る必要があるようだ。
すでに米中間でG2構想の骨組みに
大筋で進みかねない状態になっていると思って戦略を立てるべき。
今後の米国は、すべては茶会志向とそれにリンクする議会運営、
そして何よりも財政優先で、国防省さえ最終的には
それに従う路線をとらざるを得なくなる可能性が高い。
自国本土に災禍が起こらなければそれでいいという
撤退構想ともいえる骨子が出来上がっているということもまた
同時に想定しておくべきだ。
その想定では、必然的に第二列島線は規定のものとなってゆく。
そう思えば、日本も取る道が決まってくるというものだ。
その道とは何なのか、特に記す必要はないだろう。
実行しなければ、どっちにしろこのまま埋没するだけなのだから。
解雇された公務員を擁護する声がある。
それは解雇不当との判決にも現れている。
判決は否定しない。
しかし、業務を全うしていない者は
それなりの責任を取るのが
一般企業の常識でもある。
現業だけが憂き目を見るのも一考を要するだろう。
しかし公務員だけがその責任の
論理が通用しないという法はなかろうに。
あれだけの問題を起こした社会保険庁だ。
企業なら倒産しているはずの不祥事だったのだ。
かつての組織の国民への背信にも通じる
歴史的責任を決して忘れてはいけない。
国民と公務員との隔絶間を新たに、
それもより深く刻んだ負の歴史への責任をだ。
これは決して風化させてはいけない。
なぜなら、その組織風土は
公務員一般にいまだに通じるものでもあるからだ。
営利が組織と所属員に求められていない。
だから金の流れに真の責任感が持てない。
もうそんな時代感覚では公務員も勤まらないのではないだろうか。
完全試合を目前にした投手を
9回に交代させて、非情といわれるのを覚悟して
自分の戦い方のセオリーに
従った監督もいれば、
昨日160球投げた投手を
最終回に温情登板させる監督もいる。
戦いには人柄が出るものなんだな。
どっちがいいとか悪いとかじゃなく。
でも、投手は毛細血管の消耗との戦いだから
二日続けてというのは医学的にはお勧めできないな。
人情としてはわかるけど。
それと、楽天が優勝してまるで
東北がまるごと喜んでいるのかと思われそうだが、
結構宮城以外の東北県の人たちは
思いのほか無関心だったりする。
といっても私の知人関係だけの情報だけど。
これも東北版中央一極志向の一例かな。
商都宮城栄えて農業他県埋没。
それが現実なんでしょうね。