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ぽんすけハハです。

 

家族構成

(アラフォー、真面目な会社員。常識人。)

ぽんすけハハ(アラフォー、ズボラ、性格難あり。)

長男そーすけ(小5)

次男ぽんすけ

(療育園→保育園の年長。

発達の遅れ(知的境界域)と自閉傾向(グレーゾーン)あり。

 

ぽんすけの成長記録をメインに、

日々のことやら、

ハハの愚痴やら、趣味のマンガのことやら、

しょうもないことやら、

キラキラしてないほうのブログです泣き笑い

 

 

一家でコロナ自宅療養中にですね、

 

 

小説を読んだんですよ。

 

 

最近うちの自治体では電子図書館なるものができまして、

 

 

家から借りられるんです。

 

 

で、ちょっと前に予約入れといたやつがちょうど順番まわってきまして。

 

 

最初、「電子図書館・・・普通に借りに行けばいいじゃん」と思ってたけど、

自宅軟禁の身からすると便利すぎた。ありがたすぎです。

 

 

辻村深月さんの「かがみの孤城」という本です。

 

 

数年前に本屋大賞になったやつ。

 

 

いやー。めっちゃよかった。キラキラ

 

 

登場人物が中学生ということもあって、

もっと若い時に読みたかったな。

 

 

ちょっとストーリーを紹介すると、

 

 

クラスの目立つ子に目をつけられ、

一方的に攻撃されて学校に行けなくなってしまった

中1の女の子が主人公で。

 

 

他にも様々な事情で不登校であろう子達が、

 

 

不思議なお城に昼間限定で行き来できるようになるお話です。

 

 

それぞれの子達の事情や心情が明らかになっていき、

 

 

そのお城自体の謎も明らかになっていき、

 

 

登場人物の子達が少しずつ少しずつ成長していき、

 

 

最後に謎が明かされたときに、あんな伏線やこんな伏線が回収される!びっくり

 

 

登場人物たちも魅力的だし、

 

 

ファンタジー要素で「本の世界」にどっぷりつかることもできるし、

 

 

ミステリー要素で謎が明らかになり、伏線回収も見事だし、

 

 

今後、子どもたちが本格的に思春期になるにあたり、

不登校、交友関係の難しさ、はずれの担任、

そういう面でもいろいろ勉強になりました。

 

 

久々に、

 

 

「この小説はもう一回読みたいなー

子供たちにもいつか読んでほしいなー

ハードカバーで買っちゃおっかなー」

 

 

と思わせてくれる本でした(何様だ滝汗

 

 

とにかく一回読んで!な作品ですおねがい

 

 

同じ辻村深月さんの作品で、一冊前に読んだ本

「太陽の坐る場所」

は、人間のドロドロの部分(嫉妬、マウンティング、見栄、虚言、話を盛る)

がこれでもか!とてんこ盛りで、

人間不信に陥りそうな作品でした。

いい人、というか、ちゃんとした人がほとんどでてこないという・・・

 

 

なので、読んだ後に幸せになる本が好きです。

 

 

 

あと、「かがみの孤城」はアニメ映画になるらしいけど、

 

 

絶対に小説のほうが魅力あると思います。

 

 

あんまり言えないけど、

絵がないから、映像でないから、

伏線になっていることとか、

謎が成立しているというか。

まぁうまくやるんだろうけど。

 

 

たとえて言うなら

本編にでてきた

「かおるさん」

という人が、小説だと最初は女の人っぽい描写だったのに、

最後に実は男だった、と種明かしされるみたいな感じです。

最初から映像だと、ばれるっしょ。

 

 

なにはともあれ、

大変だったコロナの自宅療養で、ステキな本に出会えたことは、

思わぬ収穫でした飛び出すハート