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ぽんすけハハです。
家族構成
・夫(アラフォー、真面目な会社員。常識人。)
・ぽんすけハハ(アラフォー、ズボラ、性格難あり。)
・長男そーすけ(小5)
・次男ぽんすけ
(療育園→保育園の年長。
発達の遅れ(知的境界域)と自閉傾向(グレーゾーン)あり。)
ぽんすけの成長記録をメインに、
日々のことやら、
ハハの愚痴やら、趣味のマンガのことやら、
しょうもないことやら、
キラキラしてないほうのブログです
ぽんすけは3歳ちょうどのあたりで
発語ほぼなし、多動、衝動、他害ありの子ザルのような子でして、
そのときに、中度知的障害の療育手帳を取得しています。
先日その療育手帳の更新があり、発達検査を受けた話をします。
(長いので、何回かにわけて書きます)
と思ったら、このブログでそもそも療育手帳について書いてないわ、と気づいた
そこで3歳のときの、療育手帳を取得した理由とか様子とか書いてみます
健常の世界では「療育手帳」ってそもそも存在が謎だったり、(自治体によって名称も違うし)
いざ自分の子が取得するとなると
「障害者」←あえてこの漢字で
という身分証明書を作成するようなものなので、抵抗ある方もいるかと。
そんな方に「あれ?意外とたいしたことないな?」(いろんな意味で)
という紹介になれば幸いです。
そもそも障害者手帳には
身体障害者手帳
療育手帳
精神障害者保健福祉手帳
がありまして
療育手帳は「知的障害」に対する手帳です。
例えば
発達障害(自閉症スペクトラムとか)で生活が困難であっても、
知的障害がなければ、療育手帳は対象外です。
あと、
知的障害があれば対象、ではなく、
生活に支障をきたしている(介助が必要であるetc)ことも大事です。
話は逸れますが、
発達障害と知的障害は別だと思ってるんですけど、間違いですかね?
発達がゆっくりな子、勉強遅れてる子に「発達障害」「発達グレー」は違うと思うんですよ。
併発してることはよくありますけど。
名前の問題?
「発達が遅れている」→「発達障害」っぽいけど、(名前が同じだし)
ASDやADHDとかの発達障害は「性格」の延長の「特性」であって、
その「特性」が作用して、発達の伸び具合が凸凹するもんだと思ってるんだけど、違うのかな
もしくは発達の伸び具合の凸凹が特性を作るのかな?
中度や重度であれば、特別児童扶養手当とか、他にもサポートがあると思いますが、
軽度だとぶっちゃけたいしてメリットはありません。小声
新幹線の乗車券が割引とか?でも小さい子だとそもそも無料だし
公共施設の割引とか?路線バスの割引とか?
ディズニーリゾートの「ディスアビリティアクセスサービス」は便利でした。
(元はゲストアシスタントカードって名前でしたが、悪用が増えて、
手帳等の提示が必要なサービスにかわったとかなんとか)
なんたって並べないので、手帳を提示して、手続きをして、
待ち時間の間、列以外のところで待てる、っていうサービスを受けさせてもらいました。
この簡単な手続きの間すら待てずに脱走しようとしてたし・・・当時は大変だった
あとは
年末調整で27万円の控除が受けられます。
所得金額が例えば500万円だと税率は 20%なので、約5万円の節税です。
↑
これのためにわざわざ障害者手帳を取得するか、というのは個人の価値観次第です
そんな手帳を取得した主な目的は、
①療育・支援を受ける印籠になる
昨今では、公共の療育や、民間の療育(受給者証を利用するやつ)は
障害者手帳は不要だし、なんなら医師の診断もいらなかったりする(自治体により大差あり)
けど、なんかしらのエビデンス(療育が必要であるという専門家の意見書とか)は必要なんですよね。
で、いろんなところにいろんな申請をするたびに「診断書」やら「意見書」やらを
添付しなきゃいけないんですが、
療育手帳があれば一発スルー
診断書なら有料だし、いいタイミングで受診したり、先生にお願いしたりしなきゃいけないけど、
療育手帳は無料。楽ちん。
②定期的に手帳更新のための発達検査が受けられる
幼児は2年おきに手帳更新になるため、
2年ごとに発達検査を受けて、成長具合がわかる。
進路の参考になる。
住んでいる自治体では
「幼児の間、ずっとフォローしますよ」的な大きな療育センターがないため、
発達検査も自治体では受けられず。
ここも大事なポイントでした。
まあそんなわけで、療育手帳って意外とハードル低いもんなんですけど、
(就園、就学などで告知義務とかもないし。
療育手帳をもっているほど困り感があります、はお互いのために言ったほうがいいけど、
持っていること自体は言わなくていい、ってことね)
すげー働きをするかっていうと、そんなたいしたことないという。
まあなくてもなんとかなる、ちょっと便利、程度。
メンタル的なデメリットのほうが上回ることも多いので、
個人的には
必要になったとき(支援学校入学時とか、障碍者就労とか)でも全然問題ないと思います