カットソーと布帛の違いを立体裁断で見せてくれるこの2冊。


ともに文化学園事業部で販売しております・・・

カットソーにも前身頃と後ろ身頃のパターンが必要だとこんこんと説いている「西川真令先生」

中身は結構難しくついていこうという気持ちはあんまりなかったが、一度はこの先生のオープンカレッジに申し込んだことがある・・・・・・が最小催行人数に足りなくて講座はお流れになった。

前後ろ同型Tシャツばんざい派の私にはもともと猫に小判なのだが。

大雑把に理解したところでは、Tシャツの衿元でバストダーツを吸収してしまおうという理論なのだ。
あんまり書くと本の内容に触れてしまうので、自分なりの解釈で押し進めよう。


衿元が立ってしまって困るのは、身頃と衿の円周が違うから理屈を↑このブログで展開したが、西川先生はこれとはまるきり違う理論なのだ。

昨日パタピッで作った身頃の今度は前身頃を使って説明してみる。


胸ダーツをたたんで衿ぐりを開く。


布帛ならこの衿ぐりをギャザーで縮めてしまえばいいのだが、カットソーは別布を伸ばしながら身頃に縫い付けて身頃をいせこんでしまう。
これでバストを包みこみ衿元も収まる一石二鳥なのだ。

だがこんな長い衿ぐりをいせこんでいけるだろうか。
下準備として前の衿ぐりだけ、ロックミシンの差動でいせこんでおいた。



W付け(二つ折りにした衿)を寸法は元のまま(ダーツ展開する前の寸法)でロックで縫いつける。


衿元の小じわはひどいが、なんだか全体の形としては良さそうな気がする。

やっぱりパターンは前後必要なのだろうか。


こうしてみるとAmebaDwndで書いている「りょうりょうさん」のブログの「パタピッは後ろ身頃が小さい」という指摘がよくわかる。バスト寸法は足りていても背中まわりが窮屈なので、いちいち手を加えなくてはならないのですよね。

まあその辺は「フリーサイズ112cm」のゆるみ優先にしてなんとなく着ているのですが。




ニット素材の試作がしたくておまかせセットを頼みましたが。


なかなかにいい色が揃っていて嬉しくなりました。



物申す応援ありがとうございます
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 洋服(洋裁)へ

にほんブログ村



PVアクセスランキング にほんブログ村