どうもー投資ロウトです!
 

学習に関して

 

学習目的

 

 

アプリをリリースしたとしても、そこが終わりではなく、これから長い道のりを会社という一つの組織として、船を漕いでいかなければなりません。知らないことがあったとしても、経営者として知らないでは済まされず、激動する時代だったとして、未来を見通した上で、最善手を打ち続けなければいけません。そういう意味もあり、先人の過去から学ばせて頂くというのが今回の学習目的となります。

 

 

アウトプット

 

 

二位を取るのは死

 
主人公は前回の記事にあるように、業界2位を取ってしまうと我々は死んでしまうというお話をされています。よくマーケティングでもマーケットリーダーやマーケットチャレンジャーなどの言葉はありますよね。1位を取れないと収益がかなり減ってしまういうのは、よくあるお話となります。
 
 

 

 

そして案の定D社は脅威となったというお話もありました。また主人公はドラッカーに従い、隠された機会というものを探しにいきます。これはピンチなど脅威があった時に、隠されたチャンスが眠っているということなんだろうと思われます。

 

 

 

 

そして色々な猛攻の中次々とライバルを潰し、1987年にはシェアが77%のダントツ首位。D社は6%と二位を大きく突き放したとありました。

 

 

また主人公が大切にしている言葉で、松下幸之助さんの人には得意・不得意があるので、誰にどんな仕事をどこまで任せるのかがとても重要ということがありました。

 

 

また主人公の会社が決めている経営の大原則というのは以下だそうです。

・社会への貢献

・個人の尊重

・商業的合理性の追求

 

 

また松下幸之助さんは利益を上げて、国家に税金を納めることが、国家への貢献という言葉をおっしゃっていたそうです。そういう意味でも企業が頑張るからこそ、社会が成り立ったり、その資金があるからこそ、政治家も様々な政策を打つことができるんだなと改めて考えさせられる発言でした。
 
 
また採用に力を入れたのは、高卒や女子社員の登用ということでした。無名な企業のため、中々大卒の男性を雇うことができないという背景もあり、高卒と大卒女子を採用されたそうですが、そもそも当時女子はあまり大学に進学する方も少なく、進学率も低かったため、当時の進学率を考慮した上で、大卒まで行っている女子は大変優秀な人が多かったという背景もあったようです。
 
 
また家庭の事情もあり、大学へ進学できなかったという高校生もいたとのことや、女性は自社の男性社員と結婚して辞めてしまう腰掛け社員として見られていたという社会的な背景もあり、中々採用に踏み切られないという背景もあったようです。
 
 
そして主人公は当時大卒男子は幹部候補、高卒と女子社員は下働きという古き慣習を取っ払ったのは、本当に素晴らしいことだなと感じました。ここで給与面の話になりますが、よく人事査定で号数というお話があります。高卒と大卒では給与を決める等級を元に給与制度を行なっていますが、高卒では等級は1号から、大卒は2号からなどありますが、昔化学工場で製造オペレーターだった時代では、会社では高卒では上り詰める上限はあるよ!というお話もあったのを記憶しています。
 

 

※給与制度についての学習

 

 

そういう意味でも、色々な人に対してチャンスがあり、社会自体を変えてしまうような制度が作れるのは本当に凄いなと感じました。

 

 

また主人公は当時高卒は初任給が大体2万円でどこも同じ、大卒に比べて1万5000円ほど低い状態だったとのこと。しかしこの会社だけ高卒に対しても大卒と同レベルの給与を支払っている会社があったとのことがありました。
 
 
また主人公は親分肌ではなく、どうやって束ねていけばいいかわからなかったため、社員に喜んでもらうために福利厚生には惜しみなく資金を注ぎ込んだというのがありました。また主人公の会社は体育会系の社員を取りたがっているというのがありました。これらはまだ自分の研究不足もあり、まだまだわかっていないことがありますね。
 
 
また社員には外国籍の方もいらっしゃるというのもわかり、外国の方でも優秀な社員はどんどん入社してもらっているんだろうなとわかり、尊敬しました。
 
 
と一旦以上で学習を区切りたいと思います。本当に世の中がいい方向へ進んでいくために社会を変えていく人は凄いですよね。焦らずコツコツ頑張っていきたいと思います。ご精読ありがとうございました。