さぁ、皆様、始まりますよ!
年末年始は「明鏡止水 武のKAMIWAZA」祭りです!
思い起こせば、今年の1月「明鏡止水 武のKAMIWAZA」が放送開始されると、たちまち番組が話題になりましたね!
もはやMCの枠を越えた武術家の岡田准一さんと格闘技通で知られるケンドーコバヤシさんによって、様々な日本武術が紹介され、そのベールが一般視聴者にも明らかになっていくという画期的な番組!
今振り返ると、これはNHKにしかできなかったであろう武術トークバラエティ番組だったと感じます。
個人的には初回ゲストとして参加させて頂いた瞬間に
「この番組は何とか継続させていかねばならない!」
という使命感のようなものを勝手に感じてきました。
その念願が叶い、1の巻、2の巻、3の巻、4の巻とシリーズ化されていきました。
また壱の巻と四の巻に関しては、BSPだけでなく、地上波でも放送されました。
そして、ついに来年度、新年に放送される五の巻では、30分枠を超えて1時間枠になったとお聞きしております!
何だか初回ゲストとしての役割を果たせたようで、ホッとしている自分がいます。(感動)
さてさて、肝心の「祭り」の本題はここからですね!
その「明鏡止水 武のKAMIWAZA」ですが、今週末から年末、そしてお正月にかけて、再放送と最新作が随時放送される予定になっております。
これはまさに「明鏡止水 武のKAMIWAZA」祭り!と言っても良いのではないでしょうか!
まずは今週末!
あの岡田師範が木刀を叩き折った伝説の「明鏡止水 武のKAMIWAZA」壱の巻&弐の巻が放送されます!
はじめて見た方が「折れやすい木刀じゃないのか?」と勘ぐられるかもしれませんので改めて書いておきます。
まず、あの「木刀」はプロデューサーの方の私物です。
私は放送後に岡田さんから記念にサインを頂いている姿を隣で眺めておりましたので間違いありません。
ちなみに「あの木刀」は当初、ジャングルポケット太田さんが使い、それに私が対応する際に使われる予定の木刀だったのです。だから私もリハーサルで木刀を実際に手にしています。
なので断言しておきましょう。ヤラセは一切ありません。
さて、この壱の巻を見ないと「明鏡止水」は語れませんので、まだ観てない人は必見です!
NHK BSプレミアム「明鏡止水~武のKAMIWAZA~ 香取神道流&戸隠流忍法体術編」
【放送日時】12/19(日)0:30〜1:29(※土曜深夜)
司会:岡田准一、ケンドーコバヤシ
武術家ゲスト:白川竜次(合気道神武錬成塾道場長 )、廣木道心(国際護道連盟宗家)、木村有里(天道流薙刀術)、大栗彩加(戸隠流忍法体術・くノ一)
解説:アレキサンダー・ベネット、日野晃
タレント:太田博久(ジャングルポケット)、山崎怜奈(乃木坂 46)
そして、「明鏡止水~武のKAMIWAZA」参の巻&四の巻は、幕末の剣術と現代武道の躰道が出てきます!幕末の剣術を語るには時間が短すぎますが、よくぞ30分枠に収めたな…という編集になっていました。
明鏡止水の編集も毎回KAMIWAZAだと感心させられます。
NHK BSプレミアム「明鏡止水~武のKAMIWAZA~ 幕末の剣術&躰道編」
【放送日時】12/28(火)17:00~17:59
司会:岡田准一、ケンドーコバヤシ
武術家ゲスト:黒田鉄山(第15代振武舘宗家)、中 達也(公益社団法人 日本空手協会 総本部師範)、中野哲爾(躰道家)、加藤恭司(天然理心流武術保存会 代表)、サンドロ・フルツィ(天然理心流武術保存会 師範代)
解説:アレキサンダー・ベネット、日野晃
ゲスト:市川紗椰、嶋佐和也(ニューヨーク)
そして、皆様お待ちかねの最新作「明鏡止水~武のKAMIWAZA」五の巻は「弓馬の道・居合」です!
放送時間も1時間に拡張され、さらにNHKワールド・プレミアムでも世界発信されます。
「明鏡止水」を通じて日本の武を世界へ!凄いことになってきました!
さらに最新情報となる武術家ゲストをご覧ください!
NHK BSプレミアム 明鏡止水~武のKAMIWAZA~ 「五の巻 弓馬の道・居合」
放送日時:2022年1月2日(日)21:30~22:29
NHKワールド・プレミアム1/5(水) 10:05~(予定)
司会:岡田准一、ケンドーコバヤシ
武術家ゲスト:徳山陽介(日置當流師家嫡嗣)、小笠原清基(弓馬術礼法小笠原流宗家嫡男)、宇城憲治(宇城塾総本部道場創心館館長)、町井勲(修心流居合術兵法修心館館長)
解説:アレキサンダー・ベネット(関西大学教授)
タレント:魔裟斗(元キックボクサー)、小島瑠璃子
…はい!武術マニアには、もうこれ以上の説明は必要ないですね。(笑)
「明鏡止水 武のKAMIWAZA」は絶対に見逃せない番組になりました!
今は誰でも動画配信できる素晴らしい時代。
私もネット動画を見ることはありますし、自身もYOUTUBEを一応やってはいます。(…といっても、ほぼ放置状態ですが…)
ただそうした個人が編集したネット動画を見るのもいいですが、これまでの「明鏡止水」の武術家ゲストのラインナップをみてもらえればわかるように、さすがにネット動画では不可能な組み合わせの武道家達が同じ番組で共演されています。
「これがテレビの力なのか!」ということを番組に関わらせて頂いて感じた次第です。
しかも、テレビというのは出演者=配信者ではないので、どのように編集されるかもわかりません。
YOUTUBEとは違い、コントロールが不可能なわけです。
一度、テレビに出演してしまったら、どのシーンをどのように切り取られて編集されてしまうか?全くわからない!
出演者は、ある意味「まな板の鯉」状態です。
だからネット動画にはない出演者の緊張感が漂っています。(笑)
ただ、それは出演した者にしかわからないかもしれませんけど…。
そうした現場の空気を出演者特権(?)でわかるため、その空気や出演者の緊張感が観ていて面白かったりします。(笑)
だから番組に出演された方々を同志のような気分で毎回観ています。
しかし、明鏡止水は今後、どこまで突き進むのでしょうか!?
楽しみですね!
個人的に今年は、「明鏡止水」に始まり、「明鏡止水」に終わった一年でした。
(まだ終わってないけど…)
さぁ、皆様、今週末から年末年始に渡るNHK BSP「明鏡止水~武のKAMIWAZA」祭りを共に視聴しましょう!
そして、お正月は「明鏡止水」で迎えましょう!
どうぞお見逃しなく!