5月から少し時間ができたので、小さい本棚を見返してみました。
半分はマンガで埋まっていますが、半分は小説で埋まっていたりします。
その中で自分の中ではとても懐かしく、たまに買って小説を読み始めるきっかけになった本がありましたので、読み返してみました。
その小説は「すべてがFになる/森博嗣」で、ジャンルはミステリーです。
書店にて平積みされていたものを、何気なく手に取ってみたときに、裏表紙の紹介文に魅かれて読んでみようと思い購入したのを覚えています。
孤島でウエディングドレス着た両手両足のない死体が・・・って結構なパワーワードだなと思った次第です。
読み返してみて、内容はもちろん犀川先生と西之園さんの会話の掛け合いや、事件の考察のシーンなど懐かしく感じられ、こんな登場人物もいたなーなんて思いながら読み進めて、一気に了読してしまいました・・・!
スマホやタブレットで小説を読むことも多いですが、たまには文庫本で活字を読むのもいいなーなんて思ったりしますね。
この小説は第1回メフィスト賞に輝き1996年に刊行されたのですが、
2024年の現在に読んでみても楽しく読める一冊だと思います。
そしてサブタイトルの -THE PERFECT INSIDER- というのは、
了読後に (あー、サブタイトルは、そういうことだったのかぁ・・・)と今更ながら感心しました。
ちなみにこの小説はマンガにもなっていて、こちらも併せて了読しました。全2巻で、個人的には、小説をそのままマンガに仕立て上げた感がでていて、楽しめました!
(この2冊以前に、幻冬舎コミックスからもでているのですが、そちらは未読です・・・。)
確かドラマでもやっていた気がするのですが、そちらはいつか視聴できればと思っています。
ちなみにこちらの作品はS&Mシリーズといって全10作品で構成されてたりします。
そのほかにもVシリーズ、Xシリーズなど、結構な作品が刊行されていたりもするので、好きなシリーズから読んでみるのもありかもですね。
私もこれを機に読み返してみようと思います。
それではこのへんで。