♬ ステージ頑張ってると みんなに聞いていたよ
ホントは今すぐにでも 僕は駆けつけたかった ♬
♬ シアターの女神 ようやく会えたね
こんな近い距離に 素敵な君がいる ♬
おなじみの「シアターの女神」の一節
オレはこの曲の歌詞の意味をずっと考えてた。
劇場に数多く出演することももちろんすごいことだし、賞賛に値する
でも、じゃぁ出演回数が少ないメンバーはシアターの女神にはなれないのか?
つい半月前、2023年6月15日に村山彩希の生誕祭が行われた。彼女は劇場公演出演回数1000回を超えた、もはや誰もが認めるであろう「シアターの女神」だ。
そんな彼女の生誕祭に、今年8月に卒業を控えた石綿星南(ドラフト3期生 浅井チームB)が手紙を書いた。
2017年夏まで行われていた「僕の太陽」公演で村山さんにあこがれを抱くようになり、そしてメンバーとなって彼女の背中を追い続けていた子だ。
村山さんからも「次の “シアターの女神” になって欲しい」と言われた、劇場公演をこよなく愛するメンバーの一人だ。
そんな石綿さんも、在籍5年で卒業してしまうことに…
劇場公演に魅力を感じてAKBのファンになったオレとしても、やはり次の「シアターの女神」は石綿さんを置いて他にない…そう思っていただけに、卒業発表したときには衝撃を受けた。
先日の村山さん生誕祭での手紙の中で「“シアターの女神” になれなくてごめんなさい」と、石綿さんが書いていた。
ちがう
ちがうよ、せなたん
オンデマを視聴しながら、オレは心の中でそうつぶやいた
せなたん、君も立派な「シアターの女神」だ
「シアターの女神」とは、劇場公演の出演回数じゃないんだ。
劇場公演にひたむきに、真剣に取り組み、そんな姿にファンが心を動かされる
ファン一人一人にそれぞれの「シアターの女神」がいるんだよ
オレは「シアターの女神」の歌詞をそう解釈している