桜花賞 予習編 パート1 | 道産子 馬なり日記

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なんて言っていましたが、今じゃ完全に「競馬」と「ボウリング」ブログです(;^_^A

いよいよクラシックが始まりますねぇ~
クラシック第一弾は「桜花賞」
3歳牝馬の戦いであります

阪神競馬場は2006年12月に大規模な改修が行われ、それまでの芝1600mとはコース形態が大きく変化しております

桜花賞は改修前は「魔の桜花賞ペース」と言われるくらいハイペースでの推移でのレース展開でしたが、改修後も果たしてその展開は維持されているのでしょうか?


そこで、桜花賞的中に向けて桜花賞の傾向分析に先立ちまして「阪神芝1600m」を分析し基本のレース形態をしっかり押さえて桜花賞の予想につなげていこうと思います

データは改修後の阪神芝1600mで行われたレースです
(2006年12月~2008年3月までのデータを使用しております)

まずは脚質分析から・・・

脚質  1着   2着   3着  4着以下 勝 率 連対率 複勝率
逃げ 14 15 4 37 20.0 41.4 47.1
先行 18 21 30 191 6.9 15.0 26.5
中団 33 26 28 331 7.9 14.1 20.8
後方 5 8 8 279 1.7 4.3 7.0
「逃げ」が圧倒的にいいんですよね~
先行以下の馬と比べると圧倒的な大差で逃げが数字上ではいいんです
とは言っても先行以下は複数の馬がいるのがほとんどなので、どうしても率で見ると低い数字になってしまいます
で、脚質だけ見てもちょっと物足りないので、この脚質データを裏付けるものとして阪神芝1600mの平均ラップタイムを見てみましょう

阪神芝1600mの年齢別平均ラップタイム
年齢 ラップタイム

上り

3F

前半

5F

後半

5F

2歳 12.64-11.20-12.16-12.37-12.32-11.65-11.46-12.07 34.77 60.70 59.88
3歳 12.66-11.08-11.92-12.31-12.35-11.69-11.28-12.13 34.74 60.30 59.75
古馬 12.60-11.20-11.80-11.98-11.99-11.36-11.17-12.13 34.19 59.57 58.64
全体 12.63-11.17-11.95-12.20-12.20-11.55-11.30-12.11 34.54 60.15 59.36

桜花賞は「魔の桜花賞ペース」というハイペースな展開が言われていますが、基本は平均ペースでの推移と考えるのがいいと思います
平均ペースでの推移と考えると前残りの展開になるのは十分考えられますし、逆に後ろからの馬にとっては厳しい展開と言えるでしょう

脚質とラップタイムを見ていくと意外と「前が有利」なんですよね~

このへんを押さえておいて、次回は3・4コーナーでの位置取りを分析していこうと思います

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