今朝のブログ「救世主となるか?」 にも書いたんですが・・・
今朝の毎日新聞
支援企業と帯広市との協議がまとまり、明日(14日)には砂川帯広市長が存続を表明
(記事中には支援企業の具体的名称が出ていますが、以前、今日の北海道新聞 朝刊(追記) でワタクシが述べたように「支援企業が正式発表されるまではこのブログでは企業名を公表しません」のであしからず)
存続が決まって「ばんざ~い」で終わらせてはいけません!
存続決定は新たな「ばんえい競馬」の歴史の幕開けであって、ようやく新しい出発のスタートラインに立ったにすぎません
さらには
今までの累積赤字40億円を市営組合廃止で4市で赤字を均等分担するのは話がまとまっていますが、それで終わりでいいんでしょうか?
この累積赤字40億円のそもそもの原因は何か?責任の所在は何か?ということを精査したうえで、今後の新たな展開につなげなければ、ただ支援企業の助けが来てよかったよかったでは済まされません
支援企業の支援で存続はしたものの、再び赤字となったら、また今と同じことの繰り返しになりかねません
さらにもう1つ
今回の存廃問題の功労者(?)である「マスメディア」についてです
一部マスメディアのフライング報道で、真実とは違う報道があたかも決定事項のような報道というのは大問題であると思います
廃止の決定がなされていないにもかかわらず「廃止」
支援企業の公表を差し控えたにもかかわらず「支援企業名が明らかになっている」
存続決定の正式発表がなされていないにもかかわらず「存続決定」
何を根拠にそのような記事を書いたのか
最初に「廃止決定」と断定的に書いたマスメディアが、あたかも何事もなかったかのように「存続決定」を報道するその無神経さ
「ペンの暴力」以外の何物でもないです
存続が決まれば、そこからが正念場にはなるでしょうが、今回の問題は「おらが街の文化」を考えるいい機会だったのかもしれません