今日の記事は旅の思い出を記します。



11月18日、大分県日田市で『アニメ進撃の巨人10周年記念スペシャルトークショー』が開催されました。

私、このイベントに当選したので行ってきました。


チケットが届きました




日田市は『進撃の巨人』の作者、諫山創先生の出身地。

ファンに人気のスポットがたくさんあるそう。

私も以前からファンでして、ぜひ訪れたかった街です。

今回は新幹線で行くことに。


当日。

まだ暗い朝5時起床。

おめかししようとメイク用品を準備口紅

‥‥フッ!と視界が闇に包まれました。



‥‥えっ?

部屋の電気が消えた‥‥?



‥‥なんということでしょう。

蛍光灯が切れたのです!


お化粧する方なら分かると思いますが、光源の関係もありいつもと違う場所でメイクするのってやりにくいんですあせる


「ああ‥‥なんで今日なんだ‥‥?

今日これから日田に行けるっつうのに‥‥」

「何も‥‥見えない‥‥!」


などと呟きながら他の部屋で軽くメイクを済ませ。

‥‥気を取り直して出発。


のぞみで博多に向かいます。

新幹線所要時間は4時間以上。

でも陸路だからね‥‥新幹線ってやっぱり速いな。


博多駅にお昼頃到着。

さっ、さむい〜!


「特急ゆふ」に乗り換えます。

落ち着いた赤のボディ、床が板張りの車両。


4両編成の特急ゆふ




1時間20分ほどで日田駅に到着です。


家を出発してから7時間経過。

列車に大きな遅れもなく予定通り。

安全正確に運行してくださる方々のおかげで無事着いた。


ついに‥‥たどり着いたぞ‥‥

この景色に‥‥よだれ


駅の外観は落ち着きのあるグレイのカラーリング。

みどりの窓口もあります。


JR日田駅





駅舎は日田杉がふんだんに使われ温かみを感じます。

ゆったりとした待合室はまるで図書館のよう。


大きな日田下駄がお出迎え





時刻は14時になろうとしています。

駅の近くの「大学軒」さんで昼食。
レトロな佇まいで店内は椅子席と小上がりの席があります。
麺にパリッとした部分があり、食感が楽しい焼きそば。

地元の人に人気のお店だそう



焼きそばを食べ終わり、からあげの人気店「とり千 若宮店」さんへ。

揚げたてのからあげを提供してくれます!
からあげ、とり天、砂ずりをテイクアウト。
諫山先生の色紙があります。

直筆のものって初めて‥




そろそろ時間、日田駅に戻ります。

駅南広場にはリヴァイ兵長の銅像が。
写真では見たことがあったのですが、実物本当にカッコいい。

トークショーで諫山先生が仰っていたのですが、このポージングは先生がとてもこだわったんだそう。
納得ですよね!
立体機動装置のワイヤーなども繊細な造りです。

進撃の巨人 リヴァイ兵士長像




この銅像の後方にバスの発着場が見えます。
当日はここが会場に向かうシャトルバスの発着場になっていました。

今回のイベント参加者は無料で乗せていただきました




さっそく乗車。
どんどん緑が増え、山と川が織り成す景色がとても美しい!
でも本当にここにイベント会場があるのかなぁ?

日田駅からバスで20分ほどで会場に着くとのこと




‥‥その不安は杞憂に終わりました。
会場、日田市大山文化センターに到着です。
あ、もうお客さんがたくさん集まってる!
チケットがない方でもパブリックビューイングが観られるのです。

15時30分、開場。

したためてきたファンレターをバッグからおもむろに取り出す‥‥。
諫山先生と声優の梶裕貴さんへのお手紙だ。
読んでいただけるかは疑問だが、受付に渡しただけでも満足しました。

そうか、だから人はファンレターを書くんだな‥‥。
手紙を出すだけでもなんだか届いたような気がする。
だからたとえ架空のキャラクターだとしても手紙を書く人がいるのかな?

左下にとも猫の影が写り込んでしまった‥




16時、トークショー開演。

諫山先生は登場した時は少し緊張した面持ちでしたが、落ち着いた話しぶりでジョークを交えてお話ししてくださいました。
やはり辛いこともあったそうです。
特に原作の最終回、読者の反応に先生は悩みました。
アニメ完結編後編は原作から少し変わっていますが、新しいネームは1年かけて出来上がった、と。
作品を生み出す壮絶な苦しみ、作品に向き合い続ける真摯な姿勢は私の想像を遥かに超えるものでした。

声優の梶さんは初めて日田を訪れたそうでその感想、そして主人公エレンを演じた心構えなども教えてくださいました。
エレンを演じ終えるまでは死ねない‥‥!
そう思っていたそうです。

お2人は固い握手を交わし、大きな拍手が巻き起こりました。
会場が笑いに包まれる場面もあり、終始あたたかい雰囲気のトークショーでした。

会場はこのような感じ。
写真ではスタンドポップに隠れているので見えにくいですが‥‥。
ステージ左側の一人掛けソファに司会者。
右側の二人掛けソファの向かって左に諫山先生、右に梶裕貴さんが並んで掛け、トークショーが行われました。

撮影禁止のため、こちらはイベント直後の様子です。
トークショー時にステージ奥に飾られていたスタンドポップ。
終了後はこのように前方に移動されました。

大学の中くらいの講義室みたいな雰囲気




最後に客席のみんなとステージ上のお2人で記念写真を撮ったのですが、ちゃんと写れたかなぁ?

‥‥っていうか。くぅ~煽り
蛍光灯が切れ不十分なメイクで来場したことがまさかここで響くとは‥‥!
くそっ、もっと顔を盛りたかった!
‥‥盛っても小さく写るだけだし対して変わらないけど。
イベント終了。

またシャトルバスに乗車。
なんと!進撃の巨人ミュージアムに寄ってくれるそうです。

日はとっぷり暮れました。
冷え込んできてさむいっ!

進撃の巨人in日田ミュージアムANNEX




こちらは入口の様子。

入口付近




数々の名シーンの複製原画に諫山先生のコメントが添えられています。

これが‥‥自由だ‥‥!展示は撮影OK




先生のコメントはファンにとって興味深いものばかり。
エレンがバッサァァッ!とジャケットを羽織るシーンには‥‥。

自分に言いたいんですが、
いくらなんでも腹筋が多過ぎる、
めっちゃカッコつけてるシーンなんだから、
デッサンぐらいしっかりやれよバカ、
って見る度に思います。

単行本27巻P187




ミュージアムを堪能した後シャトルバスで日田駅へ。
バスの運転士さんありがとうございました。

博多駅に戻り一泊。
翌朝のぞみで帰りました。

時間は限られましたが初めての九州、最高の思い出ができました。
機会をいただけて感謝でいっぱいです。



それではバイバイ