10分休みの時間が終わり、2時間目の授業が始まった。

授業と言っても、席替えの時間だ。出席番号順から、くじ引きで決まったランダムな順番に

変わる。好きな人がいる人にとっては、希望の時間。

目当ての子と隣になる確率は極めて低いが、こういう時になると、当たる気がしてしょうがない。

とか思ってたりすると・・・

早瀬と隣の席だった・・・!

「よっし!早瀬と仲良くなるチャンス。」

「神代さんは、どこの小学校から来たの?」

「あ、俺は南小から、早瀬さんは?」

「私は高瀬小から。」

「自己紹介で気になってたんっだけど、私と神代くんの趣味とか特技とかが凄く合っていて、びっくりしちゃった。なんか、神代君となら、仲良くなれる気がする。」

「俺も、早瀬さんとなら仲良くなれる気がする///」

「どうしたの?なんか顔赤くなってるよ?熱でもあるんじゃない?」

「え?本当?なんでだろう。あはは。」

「ま、いいや。お互い仲良くしましょ。」

2時間目の授業は、幸福な時間を送りながら、終わった。

「なぁなぁ、神代、早瀬と隣になったんだよな。俺、早瀬とお前が仲良く話していたのを聴いてたんだぞ?」

水野が話しかけて来た。

「ああ、羨ましいだろ。凄く楽しかったぞ。あはは///」

それからは、早瀬の楽しい会話をしながら、授業を聴き、あっという間に学校が終わった。

中学校始めての日は、色々ありながら、凄く幸せだった。

 

※ この話に登場する人物、地名などの名称はすべて架空のものです。