赤羽達也くん

「はい」

さっき女子達に冷たい返事をされてから10分経った。

ちょうど今、出席を取っている途中。明るい人、少し暗い人、真面目そうな人、面白い人。

このクラスには色々な人がいる事が分かったと同時に、自分の好きな人の声と名前も分かった。

自己紹介の時間の時間もそうだ。面白い趣味を持っている人、かっこいい特技を持っている人.。

色々な人が居た。そして、彼女の事もわかった。「早瀬澪です。特技はテニスです。本は恋愛小説とかを読んだりします。好きなアーティストはパックナンバーです。よろしくお願いします。」

そう、自分の特技、本のジャンル、好きなアーティスト。全てが一致したのであった。

趣味が合う。この子とならうまく行きそうだと、僕は思った。

「なあなあ」 となりの席の清水くんだ。

「早瀬さん、可愛いくない?」

どうやら、他にも僕の他にも可愛いと思った子がいるようだ。

「うん。僕もそう思う。」

水野君ともどうやら趣味が合うようだ。そうして、清水君と会話をしながら、1時間目が終わった。

中学校生活初の恋愛は、少しうまく行くような気がした。                                              

 

※ この話に登場する人物などの名称はすべて架空のものです。