ドリーグランパ癌闘病記改め⇒母:アルツハイマー型認知症日記 -69ページ目

大震災後…被災地石巻市へ①





先週末…被災した義父の実家
石巻市に行ってきました



文章がまとまらないし
思った事、ズラズラと書こうと思っています
気分を害したり、不適切な表現が
含まれているかもしれませんがお許しください。



おれ自身絶対忘れてはいけないし
少しでも伝えていこう
そう思い…綴ってみようと思いました



宮城県長がサンドウィッチマンに言っていた
僕らにやれる事がありますか?…と
そうしたら、災害があっても人は少しずつ忘れていってしまう
貴方達には伝えていって欲しいと思います
貴方達にしかできないし貴方達ならできると思います
お願いします…と。



本当にそうだと思った
人々が平穏を取り戻しつつある一方
皆すこしずつ忘れている
人間って弱いから実際その立場に立たないと
わからないことってたくさんある



おれ自身も東京で平和ボケしていた
地震も台風も雪も雷もなんも恐くない
実際被害にあったことなんて無いから



今回親戚が被害にあい、状況が変わった
正直他人事のように地震、津波を
語ってる奴らにイラついた



でも、俺にとっては嫁側の実家の話
それなのにこれだけイラつき、そして憤り
そして悲しくなった



突然田舎の事を思い出し涙が出たりする
でも、何故だかその涙は止める事ができなかったりする



おとうさん、おかあさんの悲しみは深すぎる
そしてそれは俺の何倍、何百倍なんだろう




行く前から…色々あった
義姉の娘…中2、小5の姪っ子、そしてのん3歳



連れて行くか否か
遊びに行くんじゃないし、旅行でも無い



義姉は、自然の恐さを知って欲しい
自分の生きている間にこんな災害が
あったことを覚えておいて欲しい…
大変な事態にあった人たちも大勢居る中で
自分達がどれだけ恵まれているか?それをわかってもらいたい
そう言った



間違っては…いない



ただ、何人もの…いや何千人のひとが
亡くなった場所を今見せる必要があるのか?



昔、暗いだけで恐くておねしょしてたり
今でも虫が恐いって言ってる姪っ子に
亡くなった人が大勢居る災害現場を
見せにいく必要があるのか?



俺は…真っ向から反対した
でも我が家の育て方の問題だ
と言われればそれまで



家族全体での激論
ヒートアップし話にならない



結局…家族全員で話し
PTSDやら子供の精神的ショックを考え
車の中から見せるだけ…という結論に落ち着いた



おとうさんも、実はけっこう精神的にきていて
突然気を失い倒れたりしたこともあった



日々、のイラつきや怒りっぽくなったり
不安になったり
そうゆう日々が続いていた



のんを危険にさらしたくないので
前回行く時には我が家は行かなかった



もし、同じ地震、津波が来たら
逃げられる保証は全く無い
そうゆう場所に連れて行くのはどうか?
…とひとりの親としてそう思った
個人的には行って確認したいし
現地で少しでも役に立ちたいと思った


ただ、俺ごときが役に立つはずも無いのは
俺自身が一番わかっていた



しかし、そのこと告げると
義両親に不信感をもたれたりもした



俺が行きたくないから嫁もいけたいのに行けない
そんな感じにとられたのかもしれない



普通の精神状態ならまだしも
今はそうじゃないから
なかなか、きちんと理解してもらえない



おれ自身も行ってどうなるのか?恐さもあった
自分の精神状態が予想できない
でも最終的に行くと決めたから行こうと思った



いざ宮城県石巻市へ



続く