『気にしない、気にしないで向かって(障害に)』
と言われます、
失敗した回転、失敗した誘導。
あっ。これ失敗、と思っても途中で止めることが無いのが馬術です。
コンチェルト先生もよく例えで言われることですが、習字で一文字目、一画目であーあ、とおかしくなっても最後まで書くことが大切と。
障害にむかって、人の気まぐれで飛ばないなんてことは100%ありません。
馬が混乱しますし何より危険。
なので、みんな納得の行かない回転でも間違いなく障害には向かいますが指導者には万全の状態では無いことは明白。そこを気にしないで行け!という励ましです。
おかしな完歩で踏切合わなそうでも今できる最善で跳ぶ。
回転おかしかったり、納得いかない場合とくにコース走行の場合段々とおかしくなります。
失敗を見て見ぬフリをしたり、ごまかしたりする、気にしない、ではなくて1度の失敗を次に引きずらない、他に影響を与えないように立て直す。
出来る最善を尽くすという意味での
『気にしない』です。