やっと両方見終わりました。

長かったーあせる

1本4時間を超えると、見る前から

腰が引けてしまってあせる

(先日、仕事終わりに図書館に寄ったら

LOTRの二つの塔を見ている人がいたのですが

劇場版でも、図書館で見るには長いよねぇ。

疲れちゃうよねぇと思いました)

 

二つの塔は、三日に分けて見て

王の帰還は、二日に分けて見ました。

4年前に見た時には、追加シーンをメモして見て

更に、またWOWOWでの放送を見ましたが

やはり、長いので頭が疲れてしまい

今は無理です。

 

WOWOWさんは、常に本気なので

LOTRのエクステンデッド版を

12時間ぶっ続けで放送してくれます。

なので、本放送では、ちょこちょこ見て

「あー、ここまで進んだ」というのを確認してます(笑)

(あと、フロドって可愛いですよね笑

西洋の絵画の天使のモデルって

きっと、こういう人なんだろうなぁって

思ってしまいます。)

 

王の帰還も、オンデマンドで字幕版を見る前日に

WOWOWで吹替え版が放送されていたので

最後の方を、吹替えで見ました。

でも、声が合わないので気持ち悪いです。

 

それで、今回疑問に思ったのは

サウロンって、実体がないじゃないですか。

あの”目”だけの存在。

あれで、どうやって軍隊を指揮しているのかはてなマーク

あと、フロドのミスリルを入手したオークが

「サウロン様に報告する」って言っているのですが

どやって報告するのか。

目の下に持って行って、見せるはてなマーク爆  笑

 

あとナズクルは、いつも「鰻に翼が生えたの」にしか

見えません(笑)

ナズクルに乗るのも怖いですよね。

あんな上がったり下がったりしたら

絶対酔いますし、振り落とされそうで怖いです。

 

あとねぇ、ピピンがパランティアを持つ

このシーンが安っぽいと昔から思います。

何故、あそこだけ、あんな感じなんでしょうね。

 

また、ミナス・ティリスって白すぎて

目が痛くなりそう・・・ダウン

上の方は、高すぎて怖いですし。

畑もないのに、みんなどうやて生活しているのか。

LOTRって、ホビット庄以外、畑出てこない)

デネソールって、マジでクズだわ~

お前のせいで、騎士が無駄死にしたじゃないかムキー

でも、このシーンが好きです。

ピピンが歌えと言われて、歌い始めた時に

ゴンドールの騎士たちが一列で

敵に向かっていくシーンが好き。

(ちなみに、私はいつもメリーとピピンの名前を

反対に覚えており、ゴンドールとローハンも

見ているうちに、ごちゃごちゃになります爆  笑

ローハンはセオデンの方で、紋章が白い馬

ゴンドールがボロミアの方で、紋章が白い木。

ピピンは、ホビット庄に帰った時に

ゴンドールの衣装着てましたよね。)

 

それから、毎回思うこと。

サム、あれだけ歩けば痩せるだろっ。

やっぱり、ゴラムの言う通り

レンバスを隠れて食べていたに違いない笑い泣き

あと「レンバス2000」とか

「滅びの山」を「おさびし山」とか思ってしまいます。

王様も歌えなきゃいけないし

戴冠式でアルウェンが持っている、顔を隠す布のは

「後ろの人見えないじゃん」って思っちゃうし(笑)

 

さて、今回気になった台詞。

まず、What say you!

これ、何でWhat do you say?じゃないのかと

昔から疑問に思っていたのですが

こういう意味があるそうです。

この中だと「さあ、どうする!」が近いのではないかな。

それから、What say youの語順ですが

(普通はyou sayになる)

古英語の名残だそうです。

 

アングマールの大王とエオウィンのシーン。

No man can kill me.

と言われたエオウィンが

I am no man.と返します。

字幕:私は男ではない!

吹替え:私は女よ!

となっていますが、やはり「私は女よ!」では

ニュアンスが変わると思います。

吹替えでも「私は男ではない!」がいいのになぁ。

でも「私は男ではない!」は恐らく

劇場版などで、他の翻訳者が使っているのだろうから

著作権上、使えないのでしょうねぇ。

こんな短い台詞を、使われていない言い方にすると

「女よ」になりますよね。

あと、この場合のmanの意味は

「人間」なのか「人間の男」なのかが

manだけでは分からないのですが

ネイティブの人ならmanだけでも、分かるのでしょうか。

原作では「生き身の人間の男」でしたね。

だからエオウィンでも倒せたのですが。

それならば、エルフでもホビットでも倒せるような。。。

エルフは、矢を外さないのだから

遠くから狙っても外さないと思います(笑)

 

火口に来たフロドとサム。

サムがフロドに言う台詞

Destroy it! Go on, now! Go into the fire.

字幕:投げ込んで!さあ、早く投げて!早く火の中に!

吹替え:早く捨てて!火口に放るんです!

What are you waiting for?

字幕:なぜ 迷うんです?

吹替え:何をしているんですか?

Just let it go!

字幕:投げ込んでください!

吹替え:早く捨ててください!

Destroy it.は直訳すると「破壊してください」なので

単に「投げ込んで」だとニュアンスが変わる気が。

でも、これだけ短い分を、日本語で言い表す表現は

他にありませんね。

「What are you waiting for?」は

「何を待っているのですか?」だと思ったら

「何をためらって(躊躇して)いるの?」と

いう意味だそうなんです。初めて知りました。

だから「なぜ 迷うんです?」なのですね。

イシルドゥアの時には

Cast it into the fire!と言われてます。

(いやー、itが聞こえません。)

初めて知ったのですがcastには

「投げる」という意味がありました。

 

指輪を滅ぼした後

フ:It’s gone. It’s done.

字幕:終わった。やった。

サ:Yes, Mr.Frodo. It’s over now.

字幕:ええ、フロド様。終わりました。

字幕では「終わった」の言い方が3通り・・・ポーン

簡単に「終わった」になっていますが

全てのニュアンスが違うようなはてなマーク

しかも、全部主語がIt。

It’sはIt isなのかIt hasなのか。

いやはや、これは難しいです汗

It’s gone.のItは、指輪のことを指していて

指輪がこの世から消え去ったのでIt is gone.

これがIt has gone.だったら

指輪がいつか戻ってきてしまうので

意味がおかしくなります。

It's done.もIt is done.ですよね。

こちらのItは、恐らく「task(使命)」を

指しているのではないかな、と思います。

サムが言ったIt’s over now.のItは

旅全体を表すので、旅がやっと今終わったことを

表していると思います。(It has done.とは言わない

それで、吹替えで確認してみると

フ:消えたよ。無くなった。

サ:ええ、フロド様。終わりました。

It’s gone.はやっぱり指輪のことでしたが

It’s done.も指輪のことを言ってますよね。

うーん、よく分からないです。

 

毎回、秀逸だと思うのが、ここの訳。

「This task was appointed to you, Frodo of the Shire.

字幕:これは、あなたに与えられた使命です。フロドよ。

吹替え:この使命はフロド。そなたに託されたものです。
If you do not find a way, no one will.

字幕:それを果たせるのは、あなただけ。

吹替え:そなたにできなければ、誰にもできはしない。」

この2行目を直訳すると

「あなたが方法を見つけられなければ

誰も見つけることはできません」

これが「それを果たせるのは、あなただけ」って

本当に字幕の翻訳がうまいなぁと思います。

元は否定分、でも、翻訳は肯定文で

全然文体は違うのに、同じニュアンスの意味にするのって

字幕だとよくあるのですが、ここはいつ見ても痺れます笑