ゴジラ‐1.0
想像以上に良かったです。
子供の頃に見たゴジラは
どちらかと言うと子供向けで
あまり面白くなかったのですが
昔の怖かったゴジラに近い印象です。
特に第一作目に近いですね。
（報道している人たちのシーンも、似ていましたよね。）
見ていて、これは第一作目の
前の話なんじゃないかと思いました。
また、ストーリーも、凄く良かったです。
ゴジラも怖かったのは勿論なのですが
戦争を知らない世代（私も知りませんが）に
媚びていないと思いました。
今の戦争物だったら、ここまで出さないと思います。
神木 隆之介さん演じる敷島も凄く良かったです。
ちょっとお痩せになってて
最初、これが神木 隆之介さんだと分からず驚きました。
（いつ出て来るのかな？と思っていた(笑)）
また、ゴジラをやっつける作戦も
第一作目に近い感じがします。
アメリカとソ連の都合で、兵器は使えない状況で
どうやってゴジラを退治するのかを考える。
博士はやっぱり凄いですね。
でも、ゴジラ自体が、放射線を出しますから
この作戦に関わった人たちは
かなり強い放射能を浴びているハズです。
（勿論、逃げている人たちもそうなんですが）
それ以上に、黒い雨を浴びてしまった人たちは
更に被ばくしていると思うのですよね。
そういうのを知らないと、黒い雨の意味も
分からないかもしれません。
（アメリカ人が分かったとは思えないのですが）
典子の最後の首のアザも、こういう意味だったとは。
アカデミー賞を獲ったCGも凄かったですね。
受賞後、山崎監督がテレビでどうやって作成したのかを
うれしそうに説明している番組を何度か見て
「このシーンがこれか～」と思いながら
見ていたのですが、ハリウッド映画以上の
出来だったと思います。
戦闘機のシーンも「お金がないからみんなで揺らした」
とか「典子が乗っている車両も
予算の関係でどんどん作れるところが小さくなって
最終的には、ここだけしか作れなかった」とか
嬉しそうに話していたのを思い出しました。
しかも製作費がたった約21億6000万円でしょう
あの『レジェンド&バタフライ』だって
約20億円かかっているのに
それ程、製作費が違わず
これだけの物を作ってしまったのですから
山崎監督、流石です👏
個人的には、まだまだ日本映画も
捨てたもんじゃないと思いました。
今後は、山崎監督に頑張って欲しいです。
ギルバート・グレイプ
知っているけれど見たことなかった映画です。
初めて見ました。
何故、今まで見たことなかったのだろう
勿論ディカプリオが凄いことは知っていましたが
想像以上でした。
ジョニデのお兄ちゃんぶりも良かったです。
アメリカって、こういう家族愛を描くのが
凄く上手いですよね。
町全体で弟を見守っている感じです。
日本だとやっぱり無理だなぁと思います。
でも、弟は連れて歩けても
お母さんは恥ずかしいのか・・・
しかも、お母さんの体型も、本物だったのですね。
でも、見方によっては
太りすぎて動けないお母さんと知的障害がある弟に
縛られているお兄ちゃんとお姉ちゃんなのですよ。
なのに、文句も言わずに
家族の面倒を見て偉い子たちなんです。（妹も）
これは、時代的なものと田舎町と言うのもあると思います。
今の時代で、都会だったら
自分の境遇を呪うだろうなぁ。
それで、お母さんが死んだことで
解放されたというのも事実。
子供たちは別々に暮らしていますから
それが物語っていますよね。
それに、『BTTF』のクララ（じゃないけど）と
火遊びもしますが、最終的にはやはり
若い女の子にいくのね(笑)
あと、どうでもいいのですが
最近よくテレビで見るTravis Japanの松田さん。
丁度、雰囲気がこの頃のジョニデっぽいと思います。
髪型とか真似したら似合いそうです。
春に散る
横浜流星さん、凄く良かったです。
ボクシングはよく分からない物の
この映画での特に横浜流星さんと窪田正孝さんの
試合のシーンは凄いと思いました。
まさに魂のぶつかり合いでした。
命を懸けた試合ってこういうことを言うのでしょうね。
アイズワイドシャット 米国公開版
これも、知っているけれども
見たことがなかった映画です。
内容が難しくて、理解を超えていました。
よく分かりません・・・
でも、ニコール・キッドマンがとにかく美しいですね
裸体が本物か吹き替えか疑問だったのですが
この映画を見て、本物だと分かりました(笑)
でも、何で全裸で着替えるの