皆様、図書館には
どのようなイメージをお持ちでしょうか![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
カウンターで、貸し出し本と
返却本をピッとやっているだけのイメージでしょうか。
↑これ、実際、母の友人のおば様に
「カウンターで座ってるだけでいいよねぇ。
私も今の仕事を退職したら、図書館でピッとやりたい」
的なことを言われたことあるんですよ。
遠回しに「楽でいいわねぇ」と言われたのが頭に来たので![ムキー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/009.png)
「図書館の業務はそれだけじゃない。
図書館員はみんな、何十万冊もある本の配置場所を
大体覚えているんだ」と言い返しましたが![ムキーッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/074.png)
実際は、一冊一冊の本の配置場所を
覚えているわけではありませんが
基本、日本十進分類法(NDC)という分類方法で
図書館の本は分類されているので
この分類の配置を覚えているんですよ。
(基本はみんなNDCを採用していますが
細かい分類は、利用者が使いやすいようにと
図書館によって違うこともあります)
勿論、OPACというシステムで
検索をしてから探すのですが
この配置を覚えていないと
本も探せませんし、本を配架することもできません。
図書館には、何十万冊も本があるので
やみくもに館内を探しても
本を見つけることは無理なんです。
その上、開架書庫も閉架書庫もありますから。
また、館内でいきなりお客さんから
「〇〇の本はどの辺にありますか
」と聞かれたときは
その場でOPACで探すのは無理なので
その場所に連れて行かなければなりませんし。
そんなわけで、まず、図書館に勤めたら覚えるのが
本の分類の配置です。
配架しながら覚えたり、昼休みに館内をウロウロして
覚えます。
PCがなかった時代の図書館司書
本当に凄いと思います。
今なら誰でも自分で検索して本を探すことができますが
司書さんに聞いて探すしかなかった時代は
司書の知識が全てですからね![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
さて、私も「日本十進分類法」を知るまでは
お目当ての本が見つからないことがしばしばありました。
何で、ここに配置されているの~~~~![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
こっちじゃないの![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
と思うことも多々ありました。
でも、司書の勉強で、分類方法を知って納得しました。
日本十進分類法を簡単に説明すると
例えばハリポタ。
ハリー・ポッターシリーズの本は
90文学→930英米文学→933小説. 物語
そして、作者がJ.K.ローリングさんなので「933ロ」が
本の番号です。
これが、ハリポタを文学として考察する本だと
930英米文学になり
ハリポタを英語で読む本だと
800言語→830英語→837読本. 解釈. 会話になり
映画のハリポタの本になると
700芸術. 美術→770演劇→778映画になるんです。
なので「ハリポタの本ありますか
」と聞かれても
一概に答えられません。
↑これが、レファレンスサービスです。
お客様が何を求めているかを聞きださないと
(ハリポタの何の本を探しているか)
正解に辿り着けません。
そのため図書館で、何か本を探しているという場合は
具体的に「これこれ、こういう本を探している」と
説明した方が、図書館員に伝わりやすいです。
お目当ての本が分かっている場合は
自分で図書館のHPやカーリルで
検索してください。
その方が早いですよ。
意外とみんなHPから検索できること
知らないんですよね・・・![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
電話で「〇〇の本ありますか
」と
聞いて来る人いますから・・・
大抵、そういう方は「ある」と言うと
「今から借りに行くので、とっておいてください」と
言うのですが、無理です![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
予約以外の取り置きはしません![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
予約をしても、館内で先に誰かが手に取った時点で
その方が優先になるので
すぐに借りられるとも限りません![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
さて、この分類法を覚えれば
大体の本は探せるようになるものの
一番解せなかったのが、TDRやUSJの攻略本。
これ、普通に考えたらガイドブック。
るるぶ等のガイドブックがある290地理. 地誌. 紀行の
コーナーに行くんですよ。
でも、ないんですよ・・・![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
うちの館には、攻略本はないのか~と
勝手に思い込んでいました。
だって、本屋さんではガイドブックコーナーに
置いてあるじゃないの![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
(実際、うちの館では私が入れるまで
何故か外国の『るるぶ』と『まっぷる』は
入れていませんでした。
『るるぶ』と『まっぷる』は国内のみで
外国は『地球の歩き方』しか置いてなかったです。
だから、もともと置いてないと思っていました)
ところが、ある時『TDRの攻略本』を見つけました。
どこにあったと思います![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
680運輸. 交通のところです。
ハ
ナゼ
コンナトコロニ![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
と思ったら、「観光事業」は689なんです・・・![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
そんなのわかるか~~~~い![泣き笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/592.png)
どのようなイメージをお持ちでしょうか
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
カウンターで、貸し出し本と
返却本をピッとやっているだけのイメージでしょうか。
↑これ、実際、母の友人のおば様に
「カウンターで座ってるだけでいいよねぇ。
私も今の仕事を退職したら、図書館でピッとやりたい」
的なことを言われたことあるんですよ。
遠回しに「楽でいいわねぇ」と言われたのが頭に来たので
![ムキー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/009.png)
「図書館の業務はそれだけじゃない。
図書館員はみんな、何十万冊もある本の配置場所を
大体覚えているんだ」と言い返しましたが
![ムキーッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/074.png)
実際は、一冊一冊の本の配置場所を
覚えているわけではありませんが
基本、日本十進分類法(NDC)という分類方法で
図書館の本は分類されているので
この分類の配置を覚えているんですよ。
(基本はみんなNDCを採用していますが
細かい分類は、利用者が使いやすいようにと
図書館によって違うこともあります)
勿論、OPACというシステムで
検索をしてから探すのですが
この配置を覚えていないと
本も探せませんし、本を配架することもできません。
図書館には、何十万冊も本があるので
やみくもに館内を探しても
本を見つけることは無理なんです。
その上、開架書庫も閉架書庫もありますから。
また、館内でいきなりお客さんから
「〇〇の本はどの辺にありますか
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
その場でOPACで探すのは無理なので
その場所に連れて行かなければなりませんし。
そんなわけで、まず、図書館に勤めたら覚えるのが
本の分類の配置です。
配架しながら覚えたり、昼休みに館内をウロウロして
覚えます。
PCがなかった時代の図書館司書
本当に凄いと思います。
今なら誰でも自分で検索して本を探すことができますが
司書さんに聞いて探すしかなかった時代は
司書の知識が全てですからね
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
さて、私も「日本十進分類法」を知るまでは
お目当ての本が見つからないことがしばしばありました。
何で、ここに配置されているの~~~~
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
こっちじゃないの
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
でも、司書の勉強で、分類方法を知って納得しました。
日本十進分類法を簡単に説明すると
例えばハリポタ。
ハリー・ポッターシリーズの本は
90文学→930英米文学→933小説. 物語
そして、作者がJ.K.ローリングさんなので「933ロ」が
本の番号です。
これが、ハリポタを文学として考察する本だと
930英米文学になり
ハリポタを英語で読む本だと
800言語→830英語→837読本. 解釈. 会話になり
映画のハリポタの本になると
700芸術. 美術→770演劇→778映画になるんです。
なので「ハリポタの本ありますか
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
一概に答えられません。
↑これが、レファレンスサービスです。
お客様が何を求めているかを聞きださないと
(ハリポタの何の本を探しているか)
正解に辿り着けません。
そのため図書館で、何か本を探しているという場合は
具体的に「これこれ、こういう本を探している」と
説明した方が、図書館員に伝わりやすいです。
お目当ての本が分かっている場合は
自分で図書館のHPやカーリルで
検索してください。
その方が早いですよ。
意外とみんなHPから検索できること
知らないんですよね・・・
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
電話で「〇〇の本ありますか
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
聞いて来る人いますから・・・
大抵、そういう方は「ある」と言うと
「今から借りに行くので、とっておいてください」と
言うのですが、無理です
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
予約以外の取り置きはしません
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
予約をしても、館内で先に誰かが手に取った時点で
その方が優先になるので
すぐに借りられるとも限りません
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
さて、この分類法を覚えれば
大体の本は探せるようになるものの
一番解せなかったのが、TDRやUSJの攻略本。
これ、普通に考えたらガイドブック。
るるぶ等のガイドブックがある290地理. 地誌. 紀行の
コーナーに行くんですよ。
でも、ないんですよ・・・
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
うちの館には、攻略本はないのか~と
勝手に思い込んでいました。
だって、本屋さんではガイドブックコーナーに
置いてあるじゃないの
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
(実際、うちの館では私が入れるまで
何故か外国の『るるぶ』と『まっぷる』は
入れていませんでした。
『るるぶ』と『まっぷる』は国内のみで
外国は『地球の歩き方』しか置いてなかったです。
だから、もともと置いてないと思っていました)
ところが、ある時『TDRの攻略本』を見つけました。
どこにあったと思います
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
680運輸. 交通のところです。
ハ
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
と思ったら、「観光事業」は689なんです・・・
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
そんなのわかるか~~~~い
![泣き笑い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/592.png)