カルデロン一家の退去期限また一か月延長 | Doronpaの独り言

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日本第一党党首 / 行動する保守運動代表
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タイトル通り、今月14日が退去期限となっていた不法入国・滞在の特別法犯カルデロン一家について、法務当局がまた退去期限延長措置を行いました。昨年の最高裁判決によって国外退去が確定した同一家は、平成20年11月27日に退去期限が設定されていました。ところが、マスコミ各社によるお涙ちょうだいの犯罪者擁護キャンペーンによって、11月27日の退去期限は今月14日まで延期されることになったのです。そして、2度目の退去期限を迎えた1月14日に法務当局はまたもや1か月の退去期限延長措置を発表したのです。

いったいこの国はどうなっているのでしょうか? 法治国家において犯罪を犯した者には罪科が問われます。
他人名義の旅券で入国し、不法滞在を続けたカルデロン夫婦は入国管理法違反の特別法犯であり、その罪科は国外退去処分です。この当たり前の処分はすでに最高裁判所の判断によって確定しており、法務当局は粛々と最高裁の判決に従ってこの犯罪者たちを国外退去にしなければならないはずです。

巷には同情論が沸き起こっていますが、冷静に考えればこの一家の言動は極めて悪質でありとても容認できるものではありません。まず、
彼らは他人名義の旅券で不法入国するという最初から犯罪目的で日本に入っている点を指摘しなければなりません。合法的に入国し滞在期限が切れたという、いわゆるオーバーステイではないのです。その点を踏まえて、平成20年11月28日付の左翼ネットニュースJanJanの記事を見ると……

--------引用開始---------

自らと妻の不法滞在について「
オーバーステイのことは、本当に申し訳なかったです」と、カルデロン・アラン・クルズさんは、取材の者にも丁寧にお詫びするのを常としている。私は別に役人でもなく、二人の入国や一家の滞在を「不法だから」という理由だけで責める気もないので、深々とお辞儀をされた際にはかなり戸惑ってしまった。

--------引用終了---------

同情論を煽ろうと記事を書いているのはミエミエですが、この一文は看過できるものではありません。彼らはオーバーステイではなく他人名義の旅券で不法入国した確信犯です。それが、犯罪の矮小化を図るような発言を自ら行っていることは、彼らが自分たちの犯罪をまったく反省していない何よりの証拠と言えるでしょう。

さらに、本気で罪を反省しているというのなら、なぜ最高裁まで国外退去処分を不服として戦ったのでしょうか? また、子供が日本語しか話せないという言い訳も伝わっていますが、そもそもカルデロン夫婦は日本語が話せない状態で日本に入ってきており、
満足に日本語を話せないのに子供との意思疎通がすべて日本語だけだったというのは常識的に考えてあり得ない話です。どんな親でもまず自分の言葉を子供に教えるのが自然なのではないでしょうか。

何より
フィリピンに送還することが人道に反するという主張は、あまりにもフィリピンを侮蔑する物言いであり断じて許せません。これは特にこの犯罪一家の支持者たちが馬鹿の一つ覚えのように主張していますが、フィリピンへの重大な侮辱であり左翼人権屋の大好物「差別問題」に他ならないのです。本当に人道を訴えるなら一日も早く一家をフィリピンへ送還し、彼らの祖国フィリピンの言語(実際は子供も話せるでしょうが)や風習、文化になじませることこそが人道的措置といえるのではないでしょうか?

実は14日の退去期限を前に、今回のカルデロン一家退去問題について犯罪助長とも受け取れる記事を配信している共同通信と、その記事を掲載した秋田魁新報社、熊本日日新聞、スポーツニッポンに直接電話を入れて見解を問いただしました。私が問題にしたのは秋田魁新報社が掲載した(http://www.sakigake.jp/p/manabu/y2008/news/news_27.jsp )の記事です。(この記事の配信元は共同通信になっています。)内容をご覧いただければわかるとおり、他人名義の旅券で意図的に不法入国したはずのカルデロン夫婦について、まるで偽物をつかまされた被害者かのように書きたてています。さらに不法入国・滞在の悪質な犯罪を矮小化し、彼らの罪を問うことが間違っているかのような内容です。

共同通信の対応は最悪の一言で、最初につながれた部署(電話口に出たものは名前を聞いても答えませんでした)では「文句があるなら文書で送れ」と電話を切られてしまいました。そのあと、改めて総務のほうにつないでもらい問題点を指摘しました。その中で、一番驚いたのは「
カルデロン一家の子供が日本語しか話せないと記事に書いてあるが、これについてはきちんと裏付けをとっているのか? 両親が日本語が話せない状態で日本にやってきているのに、子供が日本語しか話せないというのはどう考えても不自然であり常識的にあり得ないのではないか? 」という質問に「たしかにそうだが…(裏付けは)取っていないと思う」と答え裏付けを取らずに記事にして配信したことを共同通信社側が認めたことです。直ちにこの部分の裏付けを取ることと、裏付けの取れていない記事について訂正記事の配信を申し入れましたが、「書面で提出してほしい」の一点張りで自社の配信した記事についてあまりにも無責任な対応に終始していました。

そのあと、この配信記事を掲載した各新聞社に対して共同通信側の対応を伝え、不法入国・滞在という犯罪を助長しかねない記事については掲載しないこと、どうしても掲載の必要があるというのであればカルデロン一家について国外退去を求めている国民の声もあることを伝えてバランスをとるように申し入れを行いました。

法をあまりにも厳格に運用すれば社会は融通のきかない非人道的国家になります。しかし、その逆に法を軽んじ感情論を優先させるような国家は人治国家として社会のタガが外れた犯罪国家、無法者国家になり下がります。バランスを取ることが難しい法の運用でありますが、少なくともこのカルデロン一家については何らとして情状を酌量する余地はありません。ここでこの犯罪夫婦に罪を償わせなければ、以降同じようなケースにおいて法務当局は次々不法滞在者に特別在留許可を与えなければならなくなります。そうでなければ、「カルデロンは特別在留許可が下りたのにどうして自分たちにはおりないのか? 」「これは日本政府によるダブルスタンダードだ!差別だ!」と騒ぐ連中が必ず出てくるからです。犯罪を犯した者に罪科を問うという法治国家の基本中の基本に立ち返り、カルデロン一家を次の退去期限までに必ず国外退去処分にするように法務当局に強く求めたいと思います。


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在特会全国一斉講演会
統一テーマ 「外国人参政権になぜ反対するのか?」

在特会主催による講演会を札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の全国5都市で同時開催します。統一テーマを「外国人参政権になぜ反対するのか?」として、全国の会場で各講師が同問題について皆さまとその問題点を考えていきます。
民主党政権成立後、早い段階での成立が見込まれている外国人参政権法案について反対の立場からの問題提起となります。外国人参政権に反対する方はもちろん、賛成する方の来場も大歓迎です。改めて外国人参政権を考えるきっかけとして、皆さまお誘い合わせのうえ各会場にご来場ください。

【日時】
平成21年2月15日(日)
※開始時間は各会場によって異なります。

【場所】
札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の各会場

【主催】
在日特権を許さない市民の会

【講師】
福岡会場  桜井誠 (在特会会長)
札幌会場  八木康洋(在特会副会長)
大阪会場  米田隆司(在特会広報局長)
東京会場  村田春樹(在特会会員、外国人参政権に反対する会・東京)
名古屋会場 瀬戸弘幸(在特会会員、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』)

※詳細は次報よりお知らせします。



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<講演会&街頭活動のお知らせ>

村田春樹新春講演会&「移民受け入れ反対」の街頭活動

街頭行動(街宣、ビラまき)
【日時】
平成21年1月17日(土) 1400~15:30
【場所】
阪急梅田 ヘップナビオ前(三角地帯)
【内容】
移民受け入れ、中国人入国(観光)ビザ要件緩和、参政権絶対反対!

村田春樹講演会
【日時】
平成21年1月17日(土)16:00~17:30
【場所】
大阪市北区曽根崎新地1-2-24 ニュー梅田ビルB1F ブラックブリック
【講師】
村田春樹(外国人参政権に反対する市民の会・東京 代表)
【演題】
国を護る 闘争最前線        

【主催】
主権回復を目指す会・関西/真・保守市民の会/在特会・関西/外国人参政権反対・関西


【連絡】
増木重夫 (090-3710-4815)


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村山談話の白紙撤回を求める国民運動が始まります

平成21年1月1日より 村山談話.com の運営が始まります。
是非ご訪問の上、村山談話白紙撤回へのご署名をお願いします。
詳しくは こちら  もしくは下記バナーをクリックしてください。

Doronpaの独り言-村山バナー


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国益を考える講演会のお知らせ

平成21年3月22日(日)、岐阜県長良川国際会議場にて「国益を考える講演会」が開催されます。講演には菅沼光弘氏(元公安調査庁・調査部第2部長)、志方俊之氏(元陸上自衛官陸将・北部方面総監)、青山繁晴氏(株式会社独立総合研究所 代表取締役兼首席研究員)の三氏が講師として招かれ、さらに田母神俊雄氏(前航空自衛隊幕僚長)が特別ゲストとして参加されます。入場無料となっていますので、皆さまぜひお誘い合わせのうえご参加ください。
詳しくは こちら  もしくは下記バナーをクリックしてください。

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<在特会からのお願い>

在日特権を許さない市民の会では、登録会員1万人を当面の目標としています。(1月14日現在、登録会員4588名)
強制連行、強制労働など誤った歴史観についてその是正を求め、在日問題を私たちの世代で解決するために一人でも多くの方に在特会への入会をお願いします。
公式サイト(
http://www.zaitokukai.com/ )では、在日問題をわかりやすく解説したザイ子ちゃんシリーズや動画・音声コンテンツなど各種コンテンツをご用意しております。また、会員登録をされますと各種フォーラムや不定期で配信されるメルマガ、会員のみ視聴できる動画・音声コンテンツなど会員特典のコンテンツもご利用いただけます。
在日問題について知りたい考えたいと思われる方は、まずは公式サイトをご訪問ください。皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。