一年間のご挨拶と来年の展望 | Doronpaの独り言

Doronpaの独り言

日本第一党党首 / 行動する保守運動代表
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ブログ読者の皆さまには今年一年拙ブログをご愛読いただきありがとうございました。人気のある多くの政治ブログと違い、拙ブログは週に1~2回程度の更新を目標に進めてきました。これからもあまり過度の負担にならないようにマイペースで書き進め、一国民の視点に立って在日問題や朝鮮問題など国内外の問題について考えていきたいと思います。読者の皆さまがこの国の問題点を考えるきっかけとして、拙ブログが少しでもお役に立てば幸いです。

今年最後の記事は来年の日本について考えてみたいと思います。
鳴り物入りで登場した麻生内閣の予想外の低迷で政治状況はますます混迷を深め、結果として民主党に追い風が吹く始末となっています。どんなに先延ばしにしても来年9月には衆議院選挙が行われるわけですから、冷静に考えて余程の突発的な事態でも起きない限り、民主党政権の誕生は避けられない情勢となっています。民主党政権が誕生する場合でも1.民主党単独政権、2.野党連合政権、3.民公連立政権、4.離党した自民党の一部勢力と民主党による連立政権、5.民自大連立政権などいくつかのケースが考えられますが、現時点での政党間状況から考えて1もしくは2のケースがもっとも実現の可能性が高いと思われます。さらにそれぞれのケースでも民主党の議席数によってはかなり意味合いが変わってくる場合がありますが、直近の世論調査から以下の通り次期衆議院選挙後の議席配分を桜井個人として予測しています。

民主党(230議席±5)、自民党(190議席±10)、公明党(25議席±5)、民主党寄り野党(20議席±2)、自民党寄り野党(5議席±2)、無所属(10議席±2)

民主党が単独で過半数を押さえることは難しい状況です。ただ、民主党寄りの野党勢力も現有議席を大きく変動させる要素はなく、また自民党が史上二度目の下野となれば冷や飯食いを嫌って離党する者も考えられるなど、民主党を軸とした政権が成立する可能性が極めて高いと思われます。この場合、細川連立政権以来となる2の野党連合政権誕生となります。では、その民主党を主軸とする政権はどのように動いていくのでしょうか?

参議院でも民主党が第一党とはいえ、単独過半数ではないため各政党の協力が必要となります。考えられるケースは民主党+(社民党・共産党以外の)民主党寄り野党+自民党離党組+無所属いう複雑な政権形態になり、社民党と共産党は閣外協力となるのではないかと思います。民公連立という可能性がないわけではありませんが、民主党内の創価学会・公明党アレルギーや矢野元公明党委員長の参考人招致問題でみせた両党の軋轢から考えて、現時点ではその可能性がかなり低くなっていると判断します。

端的に指摘しますが、民主党連合政権はそれほど長く持たないでしょう。ひとつには連合政権の首相には当然民主党党首が就任するわけですが、小沢一郎の心臓病問題は一国の首相として致命的なものがあります。健康問題はいかなる国の政治家にとっても、取りざたされた時点で政治生命は終わりと言ってよいものです。そう考えれば、すでに心臓病問題が指摘されている小沢一郎が権力の中枢にいるのは極めて異例のことではありますが、本会議をたびたび病欠していることから首相としての激務に耐えられるとは到底考えられません。また、連合政権を形成する各党についてもスタンスにかなりばらつきがあるほか、民主党内も最近はあまり目立たなくなっていますが反小沢の空気もしっかり残っています。細川連立政権が崩壊したのは、最終的には多くの諸派政党を抱えたため政策のすり合わせができなくなり行き詰ったという経緯があります。もちろん民主党も過去の失敗については一応の研究をして対策を考えているでしょうが、予算一つとっても消費税増税反対(社民党)、消費税そのものに反対(共産党)などすでに政策公約として発表している政党間での調整はかなり難しいといわざるを得ないでしょう。

また、民主党(および公明党)が成立を積極的に進めている外国人参政権問題は、国内保守層の激しい抵抗が予想されるとともに、民主党内で外国人参政権に反対している勢力にも影響して政局となる可能性は十二分にあります。世界的リセッション(景気後退)に入ったため短期的な税収増が見込めない中で、民主党が主張するような各種大規模減税や財政出動を行えば中長期的な大増税は避けられず(現在の自民党政権でも避けられませんが)、麻生政権の時のような期待の反動からくる猛烈な世論の反発は避けられないでしょう。

来年の展望を簡潔に述べれば、民主党連合政権が誕生するもかなり早い時期に崩壊することが予想され、日本はしばらくの間今以上の政治的混乱を迎えるものと考えます。歴史を研究する一人として指摘するなら、歴史の節目では必ず混乱と破壊がその社会を覆います。日本は今産みの苦しみの時期に入っているのではないでしょうか? 日本は歴史的ターニングポイントに差し掛かっており、それが良い未来へなのかそうでないのかはわかりませんが、確実に大きな変化が訪れようとしています。これから保守層に属する人たちにできることは、民主党政権の次を見越して幾らかでも政治的軟着陸ができるように保守勢力の再結集を進めることです。そのための協力を皆さまにはお願いします。それぞれができることを考え、できる範囲で行う。そんな当たり前のことを着実に積み重ねていくことが今一番重要なのだと思います。

ブログ読者の皆さまにとって来年が良い年でありますことを祈念して、平成二十年最後の記事を締めくくらせていただきます。


平成二十年十二月三十一日 桜井誠



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在特会全国大会のお知らせ

在特会では第二期執行部の発足を迎えて、2年前の発足集会に続き来年1月に全国大会を開催することを決定しました。全国大会では第二期在特会会長桜井誠による、会の一年間の活動方針を示す年頭教書演説をはじめ、全国の支部長(福岡支部のみ会計が代理出席)が登壇して各地での活動報告を行います。全国大会第二部では一般会員によるリレー演説、Music Time としてゲストバンドによるライブも行われます。大会は会員・非会員を問わずどなたでも参加できますので、皆さまぜひお誘いわせのうえご参加ください。

告知ビラが完成しました。
各所への告知に自由にご利用ください。



【日時】
平成21年1月10日(土) 14:30開場 15:00開始 19:00終了予定
※二部制/第一部(14:30~16:30)、第二部(17:00~18:40)

【場所】
船堀タワーホール 
http://www.towerhall.jp/
大ホール(座席数750)
東京都江戸川区船堀4-1-1  TEL:03-5676-2211
アクセス 
http://www.towerhall.jp/4access/access.html
都営新宿線 船堀駅すぐ前

【参加費】
無料(※当日は寄付箱を設置いたします)

会員・非会員を問わずどなたでも参加できます。

【内容】


<第一部>
・第二期在特会執行部の紹介
・在特会の一年間の活動方針を示す年頭教書演説
・全国の支部長による各地での活動報告
・来賓の挨拶


<第二部>

・Music Time Vol.1  RUA( http://loverua.com/
・在特会一般会員によるリレー演説
・Music Time Vol.2  英霊来世( http://www.areiraise.com/index2.html

【生中継】
当日は下記中継サイトにて生中継を行います。
http://www.stickam.jp/profile/zaitokukai

【最新告知動画】
<ニコニコ動画>
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5511229
<youtube>
http://jp.youtube.com/watch?v=fZPOdT5kCb4

※より詳しい情報は決定次第告知します。


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<在特会からのお願い>

在日特権を許さない市民の会では、登録会員1万人を当面の目標としています。(12月31日現在、登録会員4523名)
強制連行、強制労働など誤った歴史観についてその是正を求め、在日問題を私たちの世代で解決するために一人でも多くの方に在特会への入会をお願いします。
公式サイト(
http://www.zaitokukai.com/ )では、在日問題をわかりやすく解説したザイ子ちゃんシリーズや動画・音声コンテンツなど各種コンテンツをご用意しております。また、会員登録をされますと各種フォーラムや不定期で配信されるメルマガ、会員のみ視聴できる動画・音声コンテンツなど会員特典のコンテンツもご利用いただけます。
在日問題について知りたい考えたいと思われる方は、まずは公式サイトをご訪問ください。皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。