朝日新聞と靖国・竹島・皇統問題 | Doronpaの独り言

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日本第一党党首 / 行動する保守運動代表
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朝日新聞という新聞が有ります。
しばしば、この新聞の常軌を逸した偏向報道や歪曲報道、誤報が世上を賑わせる事もあります。1月13日付けの社説では以下のような文言が入っていました。

自民総裁選 靖国を避けて通れるか

私たちも、戦没者をどう追悼するかの問題が争点になるのは
悲しむべきことだと考える。だが、現実に大きな争点になって
しまっているのは明らかだ。

厚顔無恥も甚だしいとはまさにこのことでしょう。これまで総理の靖国参拝を問題化しシナ・朝鮮にご注進、煽り続けてきたのは間違いなく朝日新聞です。一体自分たちの所業を何だと思っているのか?朝日新聞の論説あたりに聞いてみたいものです。もっとも、その論説主幹の若宮啓文という極左は

竹島と独島 これを「友情島」に…の夢想

>例えば竹島を日韓の共同管理にできればいいが、
>韓国が応じるとは思えない。
>ならば、いっそのこと島を譲ってしまったら、と夢想する。
見返りに韓国はこの英断をたたえ、島を「友情島」と呼ぶ。
>周辺の漁業権を将来にわたって日本に認めることを約束、
>ほかの領土問題では日本を全面的に支持する。
>FTA交渉も一気にまとめ、日韓連携に弾みをつける――。

とこれが新聞メディアが載せるコラムかという余りにも愚かな提言をする人ですから、聞いても無意味な答えしか返ってこないのは想像に難くありません。竹島を「独島」と呼び、自分たちの物だと主張している韓国人に竹島を譲ったとして、日本に感謝するとでも思っているのでしょうか?「それ見たことか!日本は韓国の領土を何の根拠も無く今まで自分の物だと言い張って韓国を傷つけてきたのだ。謝罪と賠償を・・・」といういつものパターンしか存在しないことは、韓国問題を少しでもかじった方なら納得のいくところでしょう。

朝日新聞の異常性はここで取り上げるべくも無く、あちこちのサイトで指摘されています。
しかし腐っても新聞メディアとしての影響力は少なくないものです。それこそブログなどでこうして記事を書くのとは違い、少なくとも何十万何百万かの読者がその記事を見る公共メディアです。自分たちの立場を理解してくれることを望むばかりです。

その朝日新聞でQ&A方式で掲載されてきた「女性・女系天皇」問題が、徐々に政局となりつつある動きを見せています。朝日新聞のQ&Aでは一応女性天皇と女系天皇が違うことも教えていたのには驚きましたが、
今だ多くの国民が女性天皇と女系天皇の違いをはっきり認識できているのか甚だ疑問を覚えずにいられません。多くのメディアの世論調査を見ると「女性・女系天皇容認」が何%という結果を出しています。
女性天皇は容認するが、女系天皇は容認しない。という人も少なからずいるはずですが、一括りにされて容認とされているのではないかと危惧します。
一度この問題にも触れましたが、女性天皇とは「男系天皇」であり、女系天皇はその名の通り「女系天皇」であり、全くの別個の存在です。そして、神話の時代から遡るのに無理があるにしても、現在のアカデミズムで実在を有力視されている第十代崇神天皇から数えて二千年という天皇家の歴史の中で、ただの一度も「女系」が天皇となった例は無いのです。
過去十代八人の女性天皇は全て男系に連なり、次の男系男子の天皇への中継ぎ的な意味合いが大きかったと言われています。最後の女帝、江戸期の後桜町天皇は父君の桜町天皇が幕府によって半ば強制的に退位させられ、弟君の桃園天皇が即位するも二十一歳という若さで崩御され、甥の後桃園天皇が十二歳で即位されるまでの八年間天皇として天皇家を守っておられます。
天皇家を守るとは即ち男系男子の皇位継承に他なりませんでした。女性天皇はこの後現在に至るまで二百三十年以上おられません。天皇家とは常にこうして男系男子を基本とし、年齢的な要因などでどうしても適任者がいない場合、男系女子の女性天皇が中継ぎ的に天皇として「男系男子の皇統」を守ってきたのです。

男系から女系へ代わるということは、王朝交代を意味します。
外国では○○朝という名前をよく耳にします。例えば現在の英国はウィンザー朝(元々ドイツ系のハノーヴァー朝でしたが、第一次世界大戦を契機に敵国ドイツ系では都合が悪いとして、1917年にウィンザー朝と改名しました)ですが、その前はステュアート朝であり最後のアン女王で血統が絶え、ハノーヴァー選帝侯ゲオルク・ルートヴィヒ(ドイツ連邦国家君主)が王位に迎えられジョージ1世として即位しハノーヴァー朝が始まったのです。このように
他国では多くの王朝が興亡を繰り返し、現在の受験生たちを悩まさせる世界史の複雑多岐にわたる王朝名が残ることになるのです。
しかし日本ではこうした断絶の王朝が存在せず、常に男系の皇統で世界的にも例のない同一家系の皇位継承が二千年間続いてきたのです。だからこそ○○朝日本という呼び方は存在せず、「日本」で有り続けてきたのです。それをここで止めるということは、先述の通り王朝交代に他ならないのです。日本という国家の歴史が断絶するということにどれだけの人が危機感を持っているでしょうか?

徐々にでありますが、自民党の政治家を中心としてこの問題への危機感を持つ政治家が増えてきました。女系天皇の誕生は、そのまま日本の歴史の断絶に他ならないと気がつき始めた人が増えてきたのです。
男系の継承者が他におらず、このままでは天皇家そのものがなくなるという究極的状況ならば、女系天皇容認・王朝交代も止む無しと考えますが、まだ世に男系の皇位継承資格を持つ方たちが存在するにも関わらず、それを排し
あくまで女系にこだわる一部の勢力が何を考えているのか?もう一度私たちは注意深く見つめる必要があるように思えるのです。



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