盆明けの8/25、色々業者さんが来たり庭の工事やらで危ないから素人は閉め出される。が、写真だけ撮りに行ったら捗ってました。
ちゃんと竹で編まれた下地。
竹で組む小舞下地。
昔、違法で空けられたキッチン窓も小舞下地。
渋い!
その後土で埋められた。
框も出来てた。
裏は網が張られていて猫の侵入を防ぐ。
敷居。
二階の俺の部屋入り口。あまりのボロさに大工さんが予算外で直したらしい。許せなかったみたい。
腐ったとこだけ切って継ぐ。根継ぎ。追掛大栓継。
根継。
これはレアな虫籠窓の下地。これに漆喰を塗っていきます。これ、あまり見れないと思う。
気持ち良い庭。
次の週には部屋が出来てた!
すぐに焼き板が張られて窓も付いたし!
そして、次の週から壁の漆喰を剥がします。
へらで表面だけ剥がしてく。
一階、二階で作業する職人(友達)たち。
剥がすとこんな感じ。これに新しく土を塗っていく。
漆喰の無い壁はこのまま直して土を塗ります。
職人達が作業中に本物の職人に紅殻塗りのレクチャーを受ける。
二階塗った後に油で拭くと黒っぽくなって落ち着くらしい。
とりあえず一ヶ月が経ちました。
皆様、本当にありがとうございました。
関係ない話だけど、
紅殻塗りながら扇さんの事を思い出しました。
扇さんは素晴らしいデザイナーで尊敬する先輩でしたが
一度会社を辞めて、昔やってたペンキ塗り職人に復帰した時に
足場から落ちて死んでしまった。
京都でちょっと働いてた時も
秋田にちょっと遊びに来てくれた時も
もの凄いお世話になったのに、
辞めるなと言われた会社を辞めて京都に引っ越した後は
なんだか会い辛くてそのままでした。
最後に会ったのは八瀬の事務所だった気がする。
ただ思い出しただけなんだけど、
扇さん!色々お世話になりました!
とりあえずこの家の紅殻塗りを扇さんに捧げます。
意味分からんけど。
今日も色々な人にお世話になって生きてます。
本当にありがとう。感謝!