- もうすぐクリスマスです。
今週は子どもの笑顔を見るために
たくさんのサンタクロースが最後の追い込みに
走り回るのではないでしょうか。
今年もアメリカ空軍の「サンタレーダー」が稼働します。
「クリスマス」というのは一応、
キリスト教の教祖「イエス」の誕生日とされているはずの日ですが
やはり「サンタクロース」のイメージの方が強いです。
それは現代人や日本人だけではないようで、
その昔にもキリスト教の教会で魔女狩りならぬ「サンタ狩り」とでもいうような
サンタ批判が展開されるほどにイエス<サンタクロースな時代があったようです。
前にも紹介しましたが、そんなサンタクロースの歴史を
わかりやすく簡単にまとめている本が「サンタクロースの大旅行」です。
- サンタクロースの大旅行 (岩波新書)/岩波書店
- ¥777
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世界各国の「サンタクロースに近い役割を持ったキャラクター」の紹介など
これ一冊でサンタクロースに関する多くの疑問が解決します。
ヨーロッパのある国ではサンタクロースに似たキャラクターが
良い子にはプレゼントを、悪い子にはジャガイモを贈るなんていう風習もあるそうです。
日本でいうところのなまはげとサンタクロースが一緒にやってくる感じでしょうか。
クリスマスの本当の意味や役割についてもわかります。
古い本なので今、普通に手に入るかわかりませんが
図書館で借りてでも一度は読んでみる価値のある本だと思います。
泥舟、サンタクロースは唯一神よりも尊い。