東北復興には五年 | 沈みかけ泥舟のメモ

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今はネタバレなしの映画感想ブログ化してます。

日テレの人気番組TOKIOの「鉄腕DASH」の
DASH村所在地でもある浪江町の復興計画によると
今後五年間は浪江町住人は家に帰れないようです。

あまりに長い期間だと思います。

故郷に帰ることを諦める人が出るのもやむを得ない期間です。

一度事故が起こればこんな被害が出てしまう原発。
それをお金のためには必要と言い切って
使い続けることを求める人の発想は理解に苦しみますし、
そんな苦しみのさなかにある避難民のみなさんにまで
負担を強いる消費税の増税を決断し
しかもそれを福祉ではなく建築などの公共事業に使おうという
自民党の考え方もどうかと思います。

復興のためにも経済の立て直しが必要なのは当然ですが
その経済立て直しのために受益者となるべき
原発事故被害者や東北大地震被災者に
血を吐くような思いをさせるのは何か違う気がします。

浪江町に戻れる「かもしれない」2017年は
今の法律ではすでに消費税が増税されたあとです。
再び故郷で生活を立て直そうという
資金のかかる時に税負担が重くなるのはどうなんでしょうか。

苦労して五年間の空白を埋めるよりも
故郷を捨てて五年間で生活基盤を作った
避難地に残るという決断をする人も出そうです。

この現実と政治のへだたりは何なんでしょうか。
無人島の領有権を守るためにお金や人材を投入する方が
荒れた本土を蘇らせるより重視される不思議な国です。

そう言えば竹島や尖閣諸島みたいな無人島は
領有権を主張することにやっきになってますが
日本の島である対馬はまるで韓国一部みたいになってると聞きますが本当でしょうか。
本当ならますますおかしな話です。
住民のいる島は軽んじて無人島に全力を傾けてるわけですから。

政治家の目線と思考の先がよく見えません。

泥舟、何よりも東北の復興を優先して欲しい。