iPodshuffle購入 | 沈みかけ泥舟のメモ

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一つのメーカーやブランドで揃えることは
あまりないのですが、初めて購入するMP3プレイヤーには
パソコンと同じAppleのiPodshuffleを選んでみました。

iTunesとの親和性を考えるとやっぱり他は選びにくいです。

iPodtouchやiPodtouchに近い形になった
iPodnanoという選択肢もありましたけど
画面付きの端末はスマートフォンで十分ですし
ポケットのない上着やバッグを持ってないときでも
問題なく使えるという点が便利なのでコレにしました。

ファイル形式をAACにしてるので
270曲ほどで容量はいっぱいに近いのですが
私としてはこれくらいで十分です。
カセットテープやCD、MDだったら200曲持ち運ぶのはかなり面倒です。
それを考えたら10G超えのiPodを使って
1000曲以上持ち歩く必要性は感じません。

iPodtouchやiPodnanoの場合は画像や動画、ゲームも扱うので
音楽ファイル以外の部分で容量を使うでしょうから
大容量でも持て余すことはないんでしょうけど。

改めてiPodshuffleを手にして思ったのは
1000曲以上というのはともかく
100曲以上でも「大量の音楽を持ち運べる」
というMP3プレイヤーが生み出した体験は
確かに人間の生活を一変させるインパクトがあったんだと感じます。
これはiPod以前からあった体験なんですが
この強烈な体験こそiPodが失敗を重ねつつも
大ヒットした理由なんだとつくづく思います。

新しい何が世界的にヒットするには
便利になるなんていうことではなくて
それまでの経験や体験を超えた要素が必要なんでしょう。

SONYのウォークマンが大ヒットしたのは
それまでステレオやラジカセなど
その場に置いた機械から周囲全体に音楽を発してそれを聴く
という音楽鑑賞のスタイルに対して
イヤホンをしていつでもどこでも自分だけ聴く
という新しい体験、スタイルを提案したためでしょう。
任天堂のゲームボーイやDS、Wiiもそうです。

新たな製品やサービスを生み出すときに
それがこれまでにない体験を提供出来るのか
という視点がないと世界的なヒットにはならないのでしょう。

今、これまでにない体験というと何があるんでしょうか。

視覚・聴覚の体験はあふれてますから
触覚や嗅覚に訴えるデザインを加えていくことなんてどうでしょうか。

ケータイやスマホ、iPodなどで
社会という公共空間に私的な空間を幻視してしまってますから
それを解消していく方法なんていうのもあると面白いかもしれません。

泥舟、外では虫の声が聞こえる音量で音楽を聴いてる。