同じ船に乗る・・想像力は知識よりも重要である・・ | セラピースペースCRI・大阪・ヒプノセラピー ヒーリング青山貴のブログ

同じ船に乗る・・想像力は知識よりも重要である・・

続きです。

 

それを妄想と片付けずに共感、共闘することで良い作用をもたらしたはずです。

 

もしこの時に患者の見たイメージを妄想だと否定したらラポール(信頼関係)が切れてしまったと思います。

 

ほとんどのカウンセリングの教科書の最初に出てくるのが「共感」の精神と技法ですが、催眠療法においてもクライアントが見たビジョンをジャッジせず、それに寄り添い、その体験を広げて深めていくことが大切だと感じています。

 

もしそれが妄想だとしても、それに共感し上手く関わることでセッションの途中あるいはセッションの後、本人が妄想だと気づくことも多いようです。

 

ここでいう「妄想」とは現実ではないイメージを見ることを否定的に捉えています。

 

しかし芸術やスポーツの世界においてはメンタルリハーサル、あるいはビジュアライゼーションは積極的に取り入れられています。「ゴールのイメージをありありと描く」といったようなテクニックです。

 

続きます。

 

 

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『想像力は知識よりも重要である。知識に限界があるが為に、想像力が世界をとりまき、発展を刺激しつづけ、進歩に息を吹き込みつづけているのだから』(アインシュタイン)

 

 

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