映画「パッチ・アダムス 」に見るクライアントとイメージを共有することの大切さ
続きです。
1.天使などのイメージは妄想、すなわち病理、すなわちネガティブに捉えて扱う立場
2.こうしたイメージはリアルではないが、シンボルとして扱う立場
3.こうしたイメージをリアルなものとして扱う立場
この3分類も話をわかりやすくするために分けたもので実際には個々の事例によって適切な対処をすることが望ましいと考えます。
つまり龍を見た事例だったら、1.妄想の場合 2.イメージとして意識的に見ている場合 3.実際にリアルな体験をしている場合でそれぞれ関わり方を変えていくのが望ましいと考えます。
私の場合はほとんどの場合3の立場をとっています。
理由としてはいくつかありますが、僕が習った先生方がそう教えていたのと、実際に関わるセッションでそうした現実的でないビジョンに対して3の立場をとることが上手くいくことが多いからです。
確かロビン・ウィリアムズ主演の「パッチ・アダムス 」で医師が患者の妄想に応じて妄想で現れた幻影と一緒に戦うシーンがありました。
続きます。
富士山本宮浅間大社