ポッケの脚 | Dorisのブログ

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2013年12月26日生まれのレモンビーグルのポッケと飼い主Dorisです!

ポッケの前十字靭帯断裂の為に受けたTPLO手術の事を記事にしておきたいと思ってましたが、ポッケの最終の診察の日の夜から、肝炎のきつい嘔吐が始まってしまい、すっかり遅くなってしまいました。

余談ですが、ポッケの診察の数時間後の体調不良の為に、近所の病院では「ノロウィルスかなぁ?それより、犬の手術で心配をし過ぎて過労による嘔吐のような…」と診断され、私もそんな気がしてしまい肝炎を見過ごすことになってしまいました。
人の思い込みって怖いですね。




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TPLO手術をしたポッケの脚のレントゲン写真です。


↓右脚に金属プレートが入ってしまいました…
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細い骨にビックリです。




↓金属プレート写真です。
左が最終の診察日で、切断した骨がもうくっついているそうです。
脛骨が切断されて右にズラされ固定されている様子がよく分かります。
ポッケは、大腿骨と脛骨の設置角度が29度くらい(31度から奇形だそうで、ポッケの角度は特に問題はないそうです。)で、これで25度以下の緩やかな設置角度になって、常時かかっていた膝の負担から解放されました。
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↓金属プレートを固定しているボルト🔩写真です。
左が最終診察日です。
緩みや外れたりする事無く、順調だそうです。
正直、脛骨を貫通するボルト、改めてレントゲンで見ると痛々しくて、大変な手術を決断したなと、怖くなりました。
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ポッケが受けたTPLO手術は、脛骨の上部を特殊な医療装置でU字型に切断し、角度を計算した後に適切な角度になるように切断した骨(ピンク色の⭕️の部分)を緑の矢印➡︎方向にズラし固定する手術でした。
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このTPLO手術は、大阪府下では二軒の病院でしか受けれません。
執刀医の技量でかなり結果に影響の出る手術です。
実際に、ポッケは2週間ほどで歩き出せましたが、東京でポッケの翌日に手術したワンコさんはひと月ほど寝たきりでした。

ポッケの執刀医に東京のワンコさんと何故にこんなにも回復が違うのか聞いてみると、東京はTPLO手術をする医師の数が多く、良い先生も多いし経験不足の医師も多いと、言ってました。

有難いことに、ポッケの執刀医は、TPLO手術が上手な先生と言われていて、早いうちからアメリカで技術を習得し、その後、数100件の手術を成功させてるそうです。
病院の駐車場には、九州や関東、東北と遠方のナンバープレートの車が停まっていて、執刀医を希望して遠方から通われてました。
こちらの病院を教えてくれたビーグル仲間さんには、本当に感謝しています。

本当に、色々な事がラッキーだったと思います。


↓術後1週間ほどの写真です。
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↓抜糸後の写真です。
かなり綺麗で小さな傷跡でした。
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↓ポッケが手術を受けたネオベッツVRセンターの施設はこんなところです。
MRIから、無麻酔で受けれる超高速CT、集中治療室など、人間の病院みたいな設備があります。

麻酔も先生がきちんと管理し、麻酔から醒めた後は医療用大麻を使用して、麻酔からの覚醒の恐怖や吐き気などの苦しさがないようにしてくれました。
(私自身が術後の麻酔から醒めた後にとても辛かったので、この点は術前に先生に念入りに確認しました。)
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執刀は、戸次(べっき)先生がして下さいました。








術後のポッケは、飼い主が色々と悩んだ事を「そんなこと知らないね〜」って感じで、一歳くらい若返ったみたいに凄く元気な激しいイタズラ犬になってました😅
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今回は、運良く、名医にあたり、手術も大成功して、元気になることが出来ました。
本当に良かったと思います。


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「出来ればこれで、もう来ることがありませんように…」と、病院の前で記念撮影しました。
「お世話になりました。」

(今、思い返すとこの時、既に、肝炎の不調で、ポッケより私がヨロヨロでした💦)

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前十字靭帯断裂は、高確率で反対の脚にもおこるそうです。
そして、手術の麻酔中に反対の脚の検査をしてもらい、反対の左膝関節に異常が出始めていることも分かりました。
もしかしたら、数年後には、左膝関節もTPLO手術をする事になるかも知れません。
その数年後の時の為に、手術の詳細を記事にしました。