「君たちに明日はない」 垣根涼介
主人公は
リストラ請負会社に勤めるクビ切り面接官
実にそつが無く頭が良い
この先10年後には
現存する仕事の40%以上がAIに取って代わられていくと言われる時代に
実際には存在しないだろうけど
すんごくリアルなんだな
今の仕事で
自分を必要とされなくなったら
じゃあ何が出来るのだろうか
とか
本当は
どんな事に自分を活かしていきたいと思っているのか
とか
読み進めながらも考えちゃうけど
クビ宣告をしていく主人公なりに
愛のある采配が感じられて
ちょっとホッとする
そして
最後の最後に
男の軽薄さが垣間見えて
更にホッとする(笑)
なかなか面白い一冊だった📘