曹洞宗宮城県第2教区 大本山總持寺参拝団参

 

 我が寺は曹洞宗宮城県第2教区に所属しております。第2教区では太祖瑩山禅師七百回大今季を記念して、教区挙げての本山参拝旅行を企画し、11月28日からのニ泊三日の参拝旅行が執り行われました。

 

 来年の太祖瑩山禅師七百回大遠忌に向けて、本年は日本各地の管区と海外の国際布教総監部で大遠忌予修法要が執り行われております。また、大本山總持寺でも、本山参拝団による大遠忌予修法要が厳修されております。第2教区本山参拝団も教区長が焼香師をお勤めする形で11月28日に大遠忌予修法要を執り行うことになりました。

 

 焼香師である教区長は總持寺の石附大禅師猊下や渡辺監院老師に拝問する必要があり、其の随行として前教区長と私も教区長と一緒に大本山總持寺に先乗りすることになりました。余裕を持って早めに到着するよう出発し午前9時20分に大本山總持寺に到着。焼香師様は専用の控室に案内され、我々随行の者はかなり離れた控室に通され、しばらく待たされ、迎えの者が来て監院寮に案内され、威儀を正して監院老師に御挨拶。御茶をいただき控室に戻り、待機。其の間、焼香師は大祖堂で法要の打合せを行っていたようです。精進料理の昼食を頂戴する。修行時代、典座寮にいたこともあるので、懐かしい。また控室に戻り、法衣に着替えお袈裟を着ける。係の雲水が来て、紫雲台に案内される。普段両大本山の禅師様にお会いする機会は皆無に等しいが、十月末に曹洞宗学術大会聴講のため宗務庁に行った際に、石附禅師様も来場された時以来である。

 それ以前となると、20年ぐらい前だろうか、石附禅師様がまだ大雄山最乗寺の山主時代に隣の林香院さんの先住さんが遷化された際、弔問に来られた。玄関で遺弟がご挨拶されていた時、たまたま私は側に居て話を聞いていた。古刹大雄山の堂長老師だけど、当時はまだかなり若々しかった。あれから、20年。私も歳を取ってしまったが、やはり禅師様もご高齢になられたなあ。

 

        石附禅師様拝問のときの記念写真

 

 拝問を終え、そのまま大祖堂の地下で待機し、参拝団一同が大祖堂に来た時点で合流。大遠忌予修法要が始まった。

 

 

後のことは、別記事で投稿します。

参拝団の旅程の一部をスナップ写真で紹介しておきます。

  屋形船で夕食

  レインボーブリッジ

浅草の観音様

           皇居前 楠木正成公銅像

 

      日光東照宮  唐門

       見ざる 言わざる 聞かざる

         眠り猫

 

 

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