寒い日が続きますね

   - 水道栓を閉めなければ ー

 

 寒い日が続きますね。暦では、1月5日が小寒です。いわゆる「寒の入り」ですね。でも、この言葉、私の周辺では死語になっていたような気がします。ここ数年、小寒になったからと言って、すごく冷え込むと感じたことはありませんでした。でも、今年の寒さは結構本格的な感じがします。天気予報では「大晦日から荒れる」と言ってましたが、幸い除夜の鐘を撞いている間は荒れませんでした。比較的あったかかったと思います。でも、元旦以降かなり寒い日が続いています。

 

 北国でも日本海側は記録的な大雪となり、高速道路で多くの車両が立ち往生を強いられているようです。仙台の降雪量はそれ程の多くはございません。洞林寺境内も墓地も陽の当たる場所は融けて乾いております。同じ仙台市内でも泉区や作並の方はかなりの積雪のようです。

 

 寒さに関しては、ここ数年暖冬が続いてだけに、強い冷え込みを痛切に感じます。1月7日の夜の天気予報で、「明日の仙台の最低気温は、氷点下8℃」と聞いて、慌てて真っ暗な中、水道栓を閉めに行きました。屋内でも、本堂と本堂奥のトイレは凍結しますので、水道栓を閉めなければなりません。数年前に水道栓の閉め忘れで水道管を破裂させてしまったことを思い出し、慌てて外に行き、水道栓を閉めました。何年も暖冬が続いてしまったため、水道栓の場所さえも忘れてしまい、焦ってしまいました。

 

 

 

  年回法要でお花を飾る方には、あらかじめ庫裡でバケツに水を汲んで準備しております。墓地の花立は水が凍っているので、お湯の入っているポットで貸してあげて融かすようにしてもらっています。ちょっと前まではこれが当たり前のことでしたが、本当に「久し振りに。」と感じております。

          

  気温計を常備している訳では無いので、最低気温をわかりません。でも、ここ最近ではかなり「しばれる寒さ」です。仙台気象台のデータを検索してみました。

 

 1月8日、9日、10日の最低気温は、かなりのものです。仙台気象台は当寺からわりと近くに有りますので、気象台で観測した最低気温が当寺の気温とほぼ同じだと思います。もっともっと寒い地域はありますから、これくらいの最低気温で大騒ぎするほどではないでしょう。同じ仙台市内でも、1月9日仙台気象台で―7.6℃を記録してますが、仙台市青葉区新川の最低気温はー16.3℃でした。

 

 去年までの暖冬の折には、地球温暖化を心配しておりました。今年は寒さが厳しいため、「水道管を閉めなければ、たいへんだ。面倒くさいなあ。」と思っております。自分自身の身勝手さを痛感する今日この頃です。

 

 

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