こういう世の中だから

 

 4月は新型コロナウイルス感染のことで1か月間過ぎ去ってしまったような気がします。

 

 ブログのタイトルは、荒了寛大僧正のカレンダーの言葉から引用させていただきました。

 

こういう世の中だから

あしたは

何が起こるか

わからない

今日一日

やるべきことを

やっておけ

 

 檀家さんの葬儀や法要は一生懸命心込めて勤めさせていただきました。しかし、事務的な仕事に関してはあまり進まずというか、怠けていた一か月間でした。このカレンダーは耳に痛い言葉です。

 コロナウイルス感染拡大の収束はまだ目途がたっていません。緊急事態宣言の状態は延長となりようです。経済は?社会は?健康は?世界はどうなるのか?わかりません。正直、先行き不安です。ますは、じぶんのやるべきことをやる。今日一日、やるべきことをやる。心掛けていきたいと思います。 

 

 荒了寛先生(1928~2119)は天台宗のハワイ開教総長を長年勤めておられた方です。仏画や著作も多く出されており、また毎年発行される荒了寛先生のカレンダーも人気があります。当寺では毎年取り寄せて客間にかけておりますが、カレンダーの言葉に感銘を受ける方も多く居られます。仙台の天台宗の寺院をされたり、仏教系の聖和学園高校の教員をされたりしておられました。そういう縁もあってか、仙台の藤崎デパートで定期的に個展を開いて居られました。

 海外にはも、いくつかの宮城県人会がありますが、荒先生のハワイ宮城県人会の会長もお勤めでした。平成13年の宮城国体で宮城県は海外の県人会の代表者を招待しました。メキシコ、南カリフォルニア、メキシコ、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの宮城県人会代表と共に、ハワイ宮城県人会の代表として来県されました。其の折、当寺にも来られました。

 

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