東北楽天ゴールデンイーグルスの新人、田中投手が初勝利。しかも相手はソフトバンクホークス。毎年ペナントレースで１位に位置しながら、プレーオフで日本シリーズの挑戦権を失っていると言う、パリーグ実力ナンバーワンのチームである。１回に先制点を取られ、かなりヒットを打たれると言う苦しい展開ながら、強打のホークス相手に追加点を与えない粘りのピッチングをする。
ホークスのエース杉内は５回まで楽天打線をノーヒットに抑える好投。またも、田中の初勝利はお預けかなと思っていたら、６回ツーアウトから３点。更に７回８回にも追加点。８回表ホークスに１点取られたが、９回は０点に押さえ見事完投勝利。ホークスから奪13三振は見事であった。
うちの寺からはフルキャストスタジアムまで徒歩10分。試合中、チャンスになったときの声援は良く聞こえて来る。近い割にはあまり見に行っていないが、1年目2年目で4試合ほど観戦している。しかし、そのすべてが負試合であった。しかも内容的にボロ負けの試合ばかり。そういう試合を見せられると、入場券を買ったこと自体が悔やまれる。試合だから当然勝ち負けがあり、すべて勝つことを期待することには無理がある。ましてや昨年1昨年の楽天なら尚更である。しかし、プロならプロらしいプレーを見せて欲しいという不満を感じていた。そういう不満も徐々に解消されるのかもしれない。そういう期待が持てる今日の勝利であった。
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