昨日書いたように、長男のチームは、無事、前期のリハウスリーグを終えることができました。運営の観点から振り返ってみます。

 

①グループ分け

ブロックごとに異なるようですが、所属ブロックでは、3月終わりくらいに新年度のグループ分けが行われ、レベルにA~Dグループに振り分けられ、前期・後期でそれぞれ総当たりとなります。1グループあたり10~12チーム程度が所属しています。前期後期でのチーム入替はなく、1年間同じチームが所属します。

 

グループ分けは、前年度のリハウスリーグ、全日本、5年生ブロック大会等の結果によって決まります。これらの大会で上位からA・B・C・Dに振り分けられていきます。各大会ごとの序列や優先順位も決まっています。

 

ポイントは、前年度のU12・U11の結果によって決まるという点です。なので、例えば、U12が強く、リハウスリーグAグループで上位となったり、全日本で上位となると、翌年度はAグループに残ることになります。ただ、U12の6年生が卒業して、新6年生になるとガラッとメンバーが入れ替わってチームが弱くなってしまうこともよくありますが、その場合でも、あくまでAグループに残ることになるので、Aグループでの結果は芳しくないことになることもしばしばです。実際、Aグループ前期結果みると上位チームと下位チームの差が激しいです。これは学生スポーツである以上仕方ないことですね。前年度のU11 JAカップの結果も勘案されますので、5年生にとっては、自分達の学年でのJAカップで好成績を残すことが、自力で翌年度のリハウスリーグの上位グループに入るチャンスとなります。

 

前年度の結果でどのグループに振り分けられるか決まり、より高いレベルを求める子もいるので、5年生の終わりにAグループのチームに移籍するような動きも出たりします。

 

➁マッチメイク

リハウスリーグの特徴は自主開催という点です。

通常の大会は、ブロック側が会場を確保し、組み合わせやスケジュールを決めて、そのスケジュールにあわせて組み合わせや試合が組まれていき、各チームもそれにあわせ、当日もブロック役員が大会運営を取り仕切ったりします。ボールや各種用具などもブロック側で用意します。

 

一方、リハウスリーグは自主開催になりますので、基本は、会場確保や日程調整、対戦相手決定も含めて、それぞれのチームが行うことになります。イメージとしては、各グループの所属チームの指導者でグループLINEが設定されて、グループLINE上で、日程と場所を示して対戦チーム募集がされて、それに応募していく形ですね。これとは別に、リハウスリーグでもブロック側が空き会場を提供し、対戦チームを募集することもあります。この場合は、ブロック側が応募チームの中から試合を振り分けていく形になります。

 

リハウスリーグの試合は、4~6月で前期の全試合を総当たりで組む必要があり、組めなかった場合は、ペナルティとして、組めなかった試合数あたり勝ち点がマイナスされます。なので、とにかくこの4~6月の週末に10試合前後を組む必要があります。また、どのチームも5年生がリハウスリーグのメンバーに入っていることも多く、JAカップも5~6月頃に組まれているので、JAカップ期間中は試合が組みづらいですし、運動会シーズンでもありますし、梅雨もあります。4月やGWで半分以上消化しないと後できつくなります。

 

また、会場確保がとにかく大変です。コートサイズは47×68mが推奨ではあるものの、中々、そのようなサイズのコートを各チームが確保すること難しいので、各チームごとの協議に任せるというのがブロック側のスタンスです。44×60mくらいのサイズの会場でやることも多いです。小中学校の会場であると、42×58mくらいの会場も結構あり、高学年でこのサイズでやるのは中々厳しいですが、自主開催である以上、これはこれで仕方ないですね。

 

こんな形でどのチームもどうにかこうにか会場を確保し、試合をこなしていきます。試合が期限内に組めずペナルティとなるチームもありますが、あまり多くはなく、皆、何とか組んで回しているのが実態です。

 

続きは明日以降に書きます。