長男のチームは(ほぼ)専業の監督・テクニカルコーチがいますが、全学年カバーできないので、各学年にボランティアの保護者コーチ(パパコーチ)がいて、私もその1人です。

5年生になってくると保護者コーチとしても熟練者になってきて、低学年の保護者コーチから何かと相談を受けることも増えてています。

 

私の場合、サッカー未経験者で技術的な指導には責任を持てないので、運営面中心に対応しています。ただ、低学年のコーチからすると、TRMの設定、審判対応、用具その他運営面への不安や疑問も多いようで、そうした点は私が高学年を統括して対応しているので、監督やテクニカルコーチから私が指名されて低学年コーチへの説明や対応を任されています。

 

低学年の場合、TRM設定が一苦労になりますね。ただ、私が中心に高学年がこれまで積み上げてきたネットワークを活用していくと、他ブロックも含めて色々なチームと繋がりができてきますし、低学年の場合は参加メンバーや人数のバラつきも多いので、高学年とは試合の組み方やスケジュールが変わってきます。

 

わかりやすくいえば、高学年の場合、1週間前くらいであってもそこからTRM募集しても相手は確保できます。低学年の場合は、1週間前くらいで引き合いがあることはほぼ無いです。高学年の場合は、直前の募集や招集であっても参加人数の算段は付きやすいです。高学年までサッカー続けている子は、サッカー・チーム活動優先の生活を続けていることも多いので、声をかければ何人来るかということは予想がつき易いです。

 

他方、低学年の場合は、そこまで読めることは無いと思います。サッカーへの取り組み姿勢も人それぞれですしね。TRMに招集しても、参加するかは他の予定との兼ね合い次第という方も多いのではと思いますし、ギリギリまで出欠を引き延ばすような方も多いとは思います。そうすると、人数少ないとTRMが組みづらくなりますね。なので、各学年の人数や取り組み姿勢等を踏まえながらTRMを設定できるかどうかを判断していく必要がありますし、人数が多ければ多いほど運営は安定していきます。TRMの募集機会は自チーム・他チームともに多いので、あとはそれに対応できるかどうかですね。

 

こうしたことを低学年の保護者コーチに伝えていき、人脈を引き継いでいったりしています。運営面で、そこまで考えねばならないのか等と言われることもありますが、本気で運営しようとする場合、学年全体の人数や取り組み姿勢を踏まえて判断せねばならないことも多いので、大変だけでそのあたりまでケアして運営する必要がある、ただ、大変ではあるもののそうした運営をしていると各学年のカラーや保護者の関与度合いも見えてきますよ、とは啓蒙しています。

 

低学年にとってはまだまだ先かもしれませんが、高学年を意識した運営をしていくことも重要かとは思います。少しずつ啓蒙し引き継いでいければと思います。