日能研5年前期が終わろうとしていますが、テスト結果の傾向を見ていると、長男は良い意味で安定しています。

 

突き抜けた得意科目や苦手科目はなく、4科目バランスよく取れています。その中であえて相対的にいうと、国語・社会はよく、算数は普通、理科がやや苦手という傾向はあります。

難易度別にいうと、4科目ともに共通問題は毎回よく取れていて、国語・社会は応用問題もよくできていて、算数・理科の応用問題は回ごとにバラつきがあるという状況です。この傾向は前期を通してこんな感じですね。ただ、最近は算数の応用問題が前期当初よりも得点が少しずつ切り上がっている印象もあるので、演習講座の効果が少しずつ出始めている気もします。

 

社会・理科はサッカー練習の関係で動画視聴のみで、理科の演習講座は取れていないです。理科がやや苦手なのは演習講座を受けられていないことが要因かもしれないな、とは思っていますが、それでもMクラス全体平均並みか少し良いくらいですので、悲観するようなものでもないです。逆にいえば、動画視聴のみでよく持ちこたえているなとも思います。前期が始まる当初は、少しずつジリジリ成績が落ちていくかなと危惧していたので、良い意味で予想を裏切っています。

 

良いと思うのは、共通問題は安定して取れていますので、基本的な理解は十分できているということです。サッカーも勉強もそうですが、基本の積み重ねで土台を固めてからの応用になりますので、この段階で基本がグラついていたら演習も応用も不安定になります。応用力を積み上げるのはまだまだ先であり時間もありますので、今の時点では4科目ともに基本がきちんとできていることは評価してあげたいです。この状態は今後を見据えるとポジティブかと思います。

 

それもあって、クラス内の順位も偏差値も良い意味であまり変わらないです。テストごとに大きく動いて出来たり出来なかったりというのが無いので、席順などで一喜一憂することもあまり無い。算数の応用が取れた時は順位が多少上がるくらいですね。今までのとおり基本を重視しながら、算数の応用力を少しずつ積み上げていくのと、理科の底上げを図ること、この2点を意識していけばよいかなとは思っています。

 

この時点で基本がグラついていたら黄色信号だと思っていましたが、基本ができていますし、この状態で5年前期を駆け抜けられたのは及第点かなと思います。今後も基本の積み上げを意識し、このままのペースで夏期講習・5年後期を走り抜けたいですね。