5年ブロック大会は順調に勝ち進んでいますが、少し間が空くのと、次は全国的に有名なチームとの戦いとなります。その間やっておきたいことを書き出してみます。勿論、個の能力を高めるということは当然やるとして、チームとしてやるべきこと、ということですね。

 

ここから先は1点勝負になりますし、実力は拮抗していきます。少ないチャンスを取り切って、ミスなく守り切ることが求められます。

 

まず攻撃面では、セットプレー、特にコーナーキックの精度を高めることに重点を置きたいです。現在、この学年では長男とエースというキッカーがいて、左右で様々な種類のキックを高い精度で蹴り込むことができます。インフロントでフワッと浮かせて落ちて来るボール、速いボール、低いボール、ファーサイドに落ちるボール、GK手前で落ちるなど、使い分けています。これは明らかに強みであり、あるべき場所に正しい精度で蹴っていればいつかは入りますね。なので、合わせる側の動き方と、合わせる技術を高めていくこと、ヘディングを怖がらないこと、体で押し込むことなど、合わせる側にフォーカスして練習していけば得点率が上がってくると思っています。合わせる技術も長男とエースの2人が突出して優れているので、どちらかがキッカーとなる時は、もう一方はゴールエリアに陣取って合わせる中心になること、そんな形で対応していきます。コーナーキックで取り切る力がついて来ると、1点を争う試合では大きなアドバンテージになります。

 

次に守備面では3-3-1の完成度を高めることです。長男のチームの基本フォーメーションは2-4-1です。ボランチ2枚で中盤で優位に立つこと、CB2枚が並ぶのでボランチと相俟って、陣形の特長として中央で固い守備ができますし、ボランチ2枚・CB2枚が流動的に動くことが求められるので、この4枚のレベルが高いと個の能力が活きることにもなります。この2-4-1は3年生の終わりから取り組んできてかなり完成度が高まってきました。

 

ただ、課題としては2-4-1はSH2枚の走力と縦に動く意識の高さが求められますが、SHのうち1枚がやや縦の動きがイマイチで前に寄り過ぎてしまいます。強いチーム相手では、SHの裏のスペースをきっちり突かれてきて、ここが泣き所になっていました。1点を争う試合ではここが勝負の分かれ目になることもあります。他方、3-3-1はSHとSBが配置されるので、フォーメーションの特性として、バランスよく穴が無い陣形となり、特性上の弱点が無いので守り易い形になります。なので、理想的な展開として、当初は基本陣形である2-4-1とし、先制したら3-3-1に切り替えて守り切る、そのような展開が考えられますね。

 

この1年半、ほぼ2-4-1でやってきて、3-3-1は久々なので3-3-1の動き方を確認し慣れていくこと、これを対応していく必要があります。少し間が空くので、紅白戦や練習試合などでは3-3-1も織り交ぜながらやっていきたいですし、3-3-1の場合のベストメンバーや配置も考えていきたいと思います。

 

大一番までの準備期間、悔いなくできる限りのことをやっていきたいと思います。