この年末に非常に残念な話があり、長男がトレセンに合格できませんでした。

 

監督経由で結果を聞き、耳を疑いました。本人の実力からして合格は確実だろうと思っていましたし、選考会でのパフォーマンスも、私が見ていて抜けていましたし、本人も手応えを感じていたので、特に懸念するところも無かったのですが・・チームの他のAチームメンバーはほぼ合格していて、チーム内では長男とエースの2人が抜けているので、チーム内の実力的にも長男が落ちて、他のメンバーが受かるというのも何だかな・・とも思ったりします。何故選ばれなかったのか、何が足りなかったのか、選考された方に聞いてみたいくらいと思ったくらいです。

 

ただ、とはいえこれが現実であり、どう足掻こうが不満を抱えようが結果が変わるものでもありません。この現実を事実として受け止め、糧となるよう、どうしていくか考えていきたいと思います。世の中競争であり、どんなに頑張っても選ばれる子・選ばれない子が出てきます。人生の中ではこうして結果がでないこともあり、それは仕方ないことです。

 

トレセンで学べること自体に凄い価値を感じていた訳ではありませんが、ある地域の選抜チームのようなものですので、サッカーを地道に頑張ってきた勲章のようなものかなと感じていました。狭い地域とはいえ、そうしたメンバーに選ばれることは誇りになり自信になるので、長男にそうした成功体験を積ませたいと思っていました。それが叶わず、逆に挫折のような形になってしまい、残念・無念でなりません。トレセン活動に参加できる子に対し劣等感のようなものを抱きながら過ごしていくので、それを本人がどう受け止めていくか。

 

そして、5年生までは、チーム活動とトレセン活動を上手く両立しながらサッカーを頑張り、サッカーに頑張れることをモチベーションにして、勉強の方も相乗効果が出ていけばよいかなと勝手に計画をしていました。この計画が崩れてしまったのも痛いところです。あえて前向きに捉えれば、トレセン活動に時間を取られないので勉強の方に少しずつシフトし易いとも考えられますが、本人がそれを望んでいる訳でもなかったので、そう都合よくいくかな・・というのが率直なところです。

 

結果自体は仕方ないですが、こうして予め思っていたこと・目論んでいたことが崩れるのは痛いですね。何とか立て直したいとは思います。