最近、情報収集もかねてYoutubeにアップロードされている他のチームの試合を見ています。

都大会常連のような強豪チームについて、カップ戦や区の公式戦などの動画が出ている場合があり、長男達と全く同じ現U9世代のものが出ている場合もあり、比較や参考になりますので。

 

そうした強豪チームの動画をみて強豪チームの特徴として気づくのは、①一人ひとりの身体能力や基礎能力が高いこと、②オフザボールの動きが確りしていること、の2点です。

 

①は、キック力が有ったり、プレッシャーかけられながらも正確にトラップしたりパスすることができます。キック力に関しては、ゴールキックからハーフラインくらいまで届く高く強いボールを蹴ったりしています。また、体が大きい子が何人かいるな・・と思います。そういう子を積極的に取って育成しているという側面もあるのでしょうが、当たり負けしなくて上手い子がボランチやトップに配置されて、ガンガン突破してきたりもします。そしてスピードがあります。

 

②は、スペースに向かって走ったり、広く開いたり、ボランチが持っている時にセンターバックが後ろに下がるといった動きです。また、こぼれ球やボールが来ることを予測して少し動いたり、のようこともあります。

 

①②ともに訓練の賜物でしょうが、戦術を見ると結構単純で、サイドにボールを預けるか走らせてサイドからクロスを上げたり、ボランチやトップが身体能力活かしてゴリゴリ中央突破する、という場面が多いですね。小刻みなパスや組立で崩すというのはあまり無く、力とスピードで押す形です。戦術面を重視するのはもう少し後の学年で、まだU9だと能力で押し切ることが優先なのかなとも感じます。

 

出ているメンバーのレベルは高いのですが、前線に能力の高い子を配置する形ですね。上手い子はボランチやトップなど前線に配置し、一方、ディフェンスラインはセンターバックには体大きくて強い子が配置されていますが、サイドバックは意外に脆いなと感じる部分もあります。なのでサイド中心に攻めるのかもしれません。全員をハイレベルにはできないので、サイドバックは繋ぎに徹するという感じでしょうか。

 

見ていて参考になります。自分のチームと比べるとどうだろう、意外に結構できるのでは等々想像も膨らんで面白いですね。