みなさま、おはようございま~す
あちこちで桜が咲き始めましたね~
私の勤める幼稚園にも
園庭をぐるりと囲むように桜の木が
植えてあります。
3日ほど前からポツポツと咲き始め
昨日は大分桜色になってきていました。
そんな中、
新学期がスタート!
そして、昨日は入園式でした
入園前の子どもたちは
まだまだちっちゃくてかわいくて
赤ちゃんっぽさが残っています。
初めての集団生活。
きっとちっちゃいなりの緊張やドキドキ
そして、好奇心でわくわくの気持ちとが
入り混じっていることでしょうね。
こぶたほいくえん
作:中川 李枝子 / 絵:山脇 百合子出版社:福音館書店 |
『こぶたほいくえん』
ぶん・なかがわえりこ
え・やまわきゆりこ
三びきのこぶた、
まきおと はなこと ぶんた。
まいにち まきばを かけまわり、
ふざけるやら いたずらするやら おおさわぎ。
おかあさんと おとうさんは そうだんしました。
つぎのあさ
三びきは こぶたほいくえんへいきました。
「こぶたがいっぱいいる!」
と 三びきはびっくり。
先生とごあいさつすると3びきは
ふとおかあさんがいないことに気づき
「おかあちゃん!」と泣き出します。
そこで先生は
「みんなで かけっこを しましょう」
元気のない三匹にまわりの
お友達は優しく声をかけます。
「ぼくのとなりにおいでよ」
ならんだ ならんだ こぶたたち・
「ようい どん!」
はやい はやい 三びきのこぶた。
おやおや、みんなは やすんでいるのに
三びきのこぶたは はりきって もうひとはしり。
お母さんが むかえにきました。
「せんせい さようなら
みなさん さようなら
また あした あそぼう。
ほいくえん だいすき。」
大好きなお母さんお父さんと
一緒に過ごす時間はとても安心できて
子ども自身が一番その子らしくいられる
時間だと思います。
でも、大きくなるにつれ
それだけでは物足りなくなってきます。
たくさんの人々との出会い。
たくさんの刺激を受け
好奇心、興味関心、協調性、創造力が
培われていくのでしょう。
大好きで安心のできる居場所から
初めて小さな社会に一歩踏み出す瞬間。
大人であっても、新しい場所や
新しいことには大きなエネルギーを使います。
子どもだって同じでしょうね~。
それを自分はそうと理解できない小さな子どもは
泣いたり、登園を嫌がったり。。。
始めはとってもおりこうさんで元気に来ていたのに
数日後、その緊張の糸が切れたように
何日も泣き続けたり。
4月~5月にかけての子どもたちは
生まれて始めての体験をして
色々な感情があふれ出ているのだと思います。
そんな子どもたちにいつも、そっと寄り添ってくれる
優しい先生。
同じ経験をして大きくなった
ちょっとだけお兄さんお姉さんの
お友達の存在はとても大きなものとなりますね!
三びきのこぶたたちが泣いている時、
優しく手をひいてくれるお友だち。
思いっきり走るこぶたたちを見守る
優しい先生。
大好きな山脇さん中川さんの絵本。
この時期にピッタリだと思います
いよいよ、明日からお父さんお母さんと
離れて幼稚園に登園してきます。
子どもたちがゆっくりゆっくりと
幼稚園生活に慣れていけるよう。
そして、お友だちや先生と過ごす毎日が楽しい!
と思ってもらえるように頑張ります
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