みなさま、おはようございます
昨日まで気持ちがモヤモヤ～っとしていて・・・
なかなか絵本の紹介ができなかったのですが
今朝はたっぷりと睡眠をとったおかげか
気持ちがスッキリ
では！
いってみます
先日の研修会でMAYAMAXXさんの
楽しいお話を聞き、絵本についても
色々なエピソードを聞いたので
改めて、こちらのご紹介です
研修会の様子はこちら～
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以前の記事はこちらになります
「しろねこしろちゃん 」
まっくろなおかあさんねこから
まっくろなこねこ３匹と
まっしろなこねこが１匹うまれました。
自分だけが白いことに気づいたしろちゃん。
ある日、お父さんが帰ってくることに。
自分だけ白いことがはずかしくて
そっとうちから抜け出します。
そこで出会った大きくてまっしろなねこ。
あとをついていくしろちゃん。
そのねここそがお父さんだったのです。
というお話です。
MAYAMAXXさんは絵を書かれています。
文は森佐智子さん。
森さんは現在７０歳代になられているそうで
このお話を書かれたのは２０代の頃
なのだそうですよ。
その頃は何かの雑誌にこのお話が掲載
されたのだそうです。
このお話をとても気に入った
福音館の女性編集者さんが
絵本にしたい！と思いたち
MAYAMAXXさんの絵がぴったり！
ということで絵本ができたのですって。
MAYAMAXXさんもこのお話
日本語の美しさがとても
気に入っているそうです。
例えば・・・
お父さんが帰ってくることを
こねこたちに伝えるお母さんの言葉
「きょうは おとうさんが
かえって いらっしゃるから
きれいにして まっておいで」
素敵ですよね～
”いらっしゃる”とか
”まっておいで”とか
普段使うことがあまりないのでは
ないでしょうか。
そして、お父さんの偉大さが現れている
この言葉。
「これで ぜんぶかね」
この ”かね” ですよ！！
ここがお父さんが大きな存在であることを
表しているように感じませんか！？
MAYAMAXXさん一番の気に入っている
場面と言葉は・・・
「いいえ。おとうさんの
うしろに ほら、
しろちゃんが」
グッとキュンときちゃいますよね～。
MAYAMAXXさん、ここの
”ほら しろちゃんが”が特に好きなそうで
この場面のためにそれまでの場面の
絵を描いたのです～と。
以前、絵本の読み聞かせの講習会でも
講師の先生がおっしゃっていました。
絵本を通して、日本語の美しさや
正しい日本語にふれ覚えるきっかけに
なります。
日常的には使わない言葉でも
絵本の中でふれることができるんですよ。
ということでした。
なにげな～く読んでいる絵本から
日本の文化や伝統や美しい言葉に
ふれられるなんて、素晴らしいですよね
絵についてもMAYAMAXXさんから
色々なお話が聞けましたよ。
原画は巨大で（確かＢ０って言ってた）
紙は表面がホワイトボードのように
ツルっとしたものを使っているそうです。
絵はほとんど黒で描かれています。
これは油性のクレヨンを使っていて
描いた所を指で伸ばしたり
ティッシュで消すこともできるんだそうです。
MAYAMAXXさんは
下書きもしないし書き直しもしない
のだそうですよ～。
１番目に描いたものが一番イイ！！
というのがモットーだそうです。
子ども絵を描かせるときも
紙は１枚しか渡さないで描かせてみて。
１枚の紙に真剣に向き合うことでいい絵を
描くことができるから。とおっしゃっていました。
大きな紙に描くのは、小さく書けないから～
だそうです
体が動くくらい全身で描くので大きな紙がいい。
小さい絵は性に性に合わないのだそう。
さて、そんな黒で描かれたこの絵本。
ある部分だけ色があります。
それは
３匹のくろねこたちの鼻
赤と水色とオレンジです。
それは何故かというと・・・
３匹の描きわけができなかったからぁ
なんですって！
ただの真っ黒だとどれがどれだか
わからなくて、同じに描けないのだそうで
鼻に色をつければ区別できる！と
思いついたんですって
ここだけの話だからね！なんて
言いながら楽しくお話してくださいました。
絵本ができるまでの過程やエピソードを
聞くことで、作家さんの込められた思いが
伝わってきます。
改めて、絵本を読み聞かせる時の
読む側の気持ちも変わってきますね。
本当にお話を伺えて良かったなぁ～と
思いました。
その他の絵本も、また紹介していきますね！
MAYAMAXXさんは動物が大好き。
ということで動物や生き物の登場する
絵本が多いですね。
特にパンダとラッコがお気に入りだそうですよ
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