- みなさま、こんにちは～。
昨日は花火大会に行ってきたので
こんな絵本をご紹介しますね
きっと、花火大会って
こんなふうにわくわくドキドキで
大はしゃぎしてしまうものだと思います
しんちゃんのはなび (絵本・こどものひろば)/新沢 としひこ
- ￥1,365
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『しんちゃんのはなび』
文・新沢としひこ
絵・あべ弘士
「今日の夜は花火大会に行きましょう」
と、お母さんが言いました。
しんちゃんは嬉しくなって部屋の中を
走りまわり大はしゃぎ。
「わかったから、もう少し静かにしてちょうだい」
と、お母さんは言います。
嬉しくて外へ飛び出して行き
お隣の山本さんや
おむかいのたけぞうじいさんや
郵便屋さんにも「花火に行くんだよ～」と
しんちゃんは楽しそうに話します。
それを見つけてお母さんは
「はずかしいわね」と連れて帰ります。
「静かにしてないと連れて行きませんよ」
「やだやだ 静かにしてる」と泣きそうなしんちゃん。
夕方になってお父さんが帰ってくると
いよいよ出発です！
遠くの方から花火の音が聞こえてくると
しんちゃんは体がむずむず。
「やったー どどーんだ、
お母さん、どどーんだ」
「しんちゃん、静かにしなさい」
「ちゃんとみないなら帰ります」
とお母さん。
花火がいくつもいくつも空にあがり
「連発だー連発だー」と
お父さんとしんちゃんはばんざいをして
ついには踊りだします。
そして
パーーーーーン
大きな大きな花火が空いっぱいに広がり
ものすごく大きな音が
みんなの体中にひびきわたしました。
すると・・・
「たーまやー」
と、突然お母さんが大声で叫びました。
それにつられて、しんちゃんもみんなも
「たーまやー」と声をはりあげました
という、まさに花火大会に行くお話です。
しんちゃんのように子どもたちは
楽しみで嬉しくってたまらないですよね。
大人だってもちろん楽しみ♪
なのですが、お弁当やら持ち物やら準備をして
大忙しです。
私も「何時に行くの？」
早く行こうよ～」と
何回も何回も聞かれて
「わかったから静かに待ってて！！」なんて
言ってました
会場についても子どもたちは
色々な催し物にキョロキョロしっぱなし。
前を向いて歩いたりなんてしなくて
こちらは迷子になるんじゃないかと
心配したり・・・。
でも、花火が始まったらそんなことは
す～っかり忘れて大人も子どもも
大はしゃぎです
この絵本の文を書かれたのは
シンガーソングライターの新沢としひこさん。
保育士さんや幼稚園の先生などの間では
ご存知の方も多いと思います～。
こどもたちが楽しめる手遊びや歌を作って
おられます。
保育関係の研修会に何度か参加したことがあり
この絵本にもサインをしていただきました
講習というよりは一緒に歌って踊って
楽しいお話を聞けるプログラムで
新沢さんが講師となっているものをを選んで
参加するくらいでした。
絵を描いてらっしゃるあべ弘士さんは
動物園の飼育係から絵本作家になられた方です。
「あらしのよるに」が有名ですね。
動物の絵が多いあべさんですが
この絵本では花火大会を楽しむ人達が
生き生きと描かれていて
その楽しさが伝わってきます。
良かったら手にとって読んでみてくださいね
新沢さんの歌もおすすめですよ～
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