インドネシア生活 (2012年8月から2016年1月)
不妊治療話の前にこの国の医療事情。
インドネシアの首都ジャカルタ、ジャワ島最大の都市には
総合病院、クリニックたくさんあります。
しかし医療技術、医師、衛生面に関して日本と比べるとまだまだ。
かといって病気の度に日本へ帰ることもできないので頼らざる得ません。
インドネシアでは衛生面や水がまだ良くないため、
食べ物や水で嘔吐下痢を引き起こすことは良くあります。
アメーバー赤痢など、ここでは普通です。
レストランやスーパーの食べ物が原因なこともしばしば。
清潔な日本から来た人なら誰でも一度は通る道。
そうやってインドネシアで住む免疫をつけて行くしかないのです。
徐々に慣れるものです。
そんな時病院に行けばもちろん点滴や薬を処方されますが、
ほとんどの場合は何が原因でこうなったのかまでは判明しません。
インドネシアには日系の病院もたくさんありますが、
医師は日本語の話せるインドネシア人or
日本語の話せる看護師がインドネシア人医師の通訳するのどちらかです。
現在国として日本人医師が医療行為をすることが許されなかったと思います。
ここで立ちはだかるのは言葉の壁。
日本語でも英語でもなくインドネシア語ということです。
日本語の話せる人でもニュアンスを伝えることはとても難しく、
もどかしく感じると思います。
そして日系の病院は一部を除いて、大きな総合病院の一角に存在します。
つまり診察や簡単な処置はそこでできますが、レントゲン、手術、などのは総合病院の設備を利用することになるのです。手術や出産などは必ずインドネシア医師ですし、総合病院に行くことになるでしょう。
出産の場合ほとんどの人が日本に帰ってお産を終え半年〜1年で戻って来ます。
飛行機に乗れる時期や出産後の予防接種等のことを考えると長くなります。
それでもそれを選択するのには理由があるからです。
渋滞問題。病院は近くても渋滞で何が起こるかわからない。
何もなければ15分ぐらいの距離でも2時間ほどかけて行くことになるでしょう。
かといって外を歩いて行くこともできませんし、救急車もあてになりません。
医療技術...?なのでもしもの時がつかめません。
出産以外でも事故や病気になれば命取りになりかねません。
しかし近年インドネシアで出産される方も増えていると耳にします。
普通分娩に限ると思いますが...
メリットもあります。
医師、看護師さんはとっても優しいです。
インドネシア人は皆子供に優しく、大好きです。
出産後も家に育児の仕方を教えに来てくれたり、手伝ってくれるメイドさんもいるでしょう。子供がいる家庭からするとインドネシアは生活しやすいとも良く聞きます。
もしもの為に備え、どこに病院があり、どの専門医がいるのか。
これはまずこの国に来たら調べ、情報を集めるべきです。
例え病気にかかったことがなくても、周りの日本人から情報を得るのが有効です。
特にお子様のいる家庭は!何か起きてからでは命取りになります!
そして現地の言葉も積極的に学ぶ必要があると私は思います。役立ちます!
私も滞在中いろいろありました。
デング熱で入院した人、子供が肺炎?でシンガポールまで行かされた人、
脳関係で倒れた友人がインドネシアでは原因がわからずシンガポールで治療、
ずっと風邪だと言われていた人が日本に帰ったら肝臓の病気だったことなど...
私自身も子宮筋腫がいっぱいあると言われ、慌てて日本に帰り検査したら1つもなかったり、子宮内膜ポリープの手術をしたり、夫も嘔吐下痢で病院に運ばれたり...
もしこれからインドネシアへ行く方がいらっしゃったら
不安になるようなことを色々書きましたが、
それでも私はインドネシアという国が好きです。
不思議なもので人は適応してくる動物なのですね。