ビタミンの種類と特徴 | ドレミファーマシーNEWS

ビタミンの種類と特徴

 ビタミンとは、微量で身体のさまざまな機能を調節する、生命活動に必須の有機物です。
わずかな量で重要な働きをすることから、微量栄養素と呼ばれています。

 体内では作り出すことができず、作れたとしても十分な量ではないので、食品から摂取する必要があります。また、不足すると【欠乏症】が起こるのが大きな特徴です。

(ただし、ビタミンDは紫外線に当たることで、皮膚でも作られます。また、ビタミンKなどのように、腸内細菌によって身体の中でも作られるものもあります。)

 ビタミンは、『脂溶性ビタミン(A・D・E・K)』『水溶性ビタミン(B群:B1・B2・ナイアシン・B6・葉酸・B12・ビオチン・パントテン酸、ビタミンC)』2種類に分けられます。

★『脂溶性ビタミン』の特徴
・油に溶けやすいが水に溶けにくい。
・油脂とともに食べると吸収が高まる。
・体内に蓄積しやすい。

 
 油に溶けるため、油脂と一緒に食べると効率よく吸収できます。しかし、水に溶けず体内に蓄積されやすいため、摂り過ぎには注意が必要ですcrml

★『水溶性ビタミン』の特徴
・水に溶けやすいが油に溶けにくい。
・調理による水洗いなどで失われやすい。
・体内に蓄えられることが少ない。
・大量に摂取しても過剰分は排泄される。


 過剰に摂取した場合は、尿中に排泄されることが多く、過剰症は比較的少ないが、過剰症がみられないわけではないので、摂り過ぎは問題となります。!!
水や熱にさらされると減少し、また、体内にはほとんど蓄積されないので、毎日摂取することが望ましいですcrml

次回からは、ビタミンの働きについて詳しく説明したいと思います。(^-^)/キラキラ