エクソダスするかい? | 私立聖祥学園 勇者倍

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フィギュアで遊ぶブログです。購入品の報告や茶番、日常生活にアニメキャラを織り交ぜていくちょっと痛いブログ笑


久しぶりに過去作を完走したので感想を記録していきます。

今回視聴したのはイデオンの富野監督繋がりで「OVERMAN キングゲイナー」です。


OVERMAN キングゲイナーは2002年に制作された富野監督の作品。80年から90年台前半のシリアスとは正反対の明るい作風が特徴で∀ガンダムやブレンパワードと1括りにされて白富野三部作(Gのレコンギスタもこちらに含む)と位置づけられたりします。

あらすじはゲームチャンプのひきこもりであるゲイナーが、ひょんなことからオーバーマン(ロボット)のキングゲイナーに乗り込み、実質的に世界を牛耳っているシベリア鉄道(通称シベ鉄)の兵士と戦いながら、自由な生活を求めて仲間と共に新天地:ヤーパンを目指す(エクソダスという)というもの。

物語の核となるのは、エクソダスの過程で旅を共にする仲間との交流を通じて、ゲイナーの精神的な成長を描くというシンプルなもので、戦闘でも死人が出にく、コミカルな雰囲気になることも多いのが特徴です。(無論、ガチで戦うシーンも僅かにあります)

また、敵であるシベ鉄に属する人間も、薄給で働かされている末端の兵士やシスコンを拗らせて、妹を誑かした(と本人は思い込んでいる)主人公の相棒をつけ回す子安キャラなど、大義名分を持たないどこか人間くさい部分を持ったキャラが沢山出てくるので憎めないキャラが多いのもこの作品の特徴であると言えます。

あと、オープニングは1度見たら忘れられないです。




いきなりアイドルアニメでもないのにキャラが、果てはメカまでも敵味方問わずモンキーダンスをするOPのシュールさw

ただ、キャラクターの動きや表情が本当に活き活きしているのですごく好きなOPではありますね。ょぅι゛ょアナ姫様のダンスシーンはまじカワイイ。アナ姫マジ天使←



以上、簡単にでしたが「OVERMAN キングゲイナー」の感想でした。尺は2クールなので、比較的見やすい分量です。DVDを見つけたら是非レンタル等々で見てください。

欠点として世界観の説明がOPで高速に流れていくシーンから読み取れないと把握しずらい点が挙げられます。場合によってはwiki等で予習しておくのも手。

富野作品特有の説明不足要素ですが、ゲイナーの成長にスポットを当てているため、頭の片隅に入れておく程度でOKです。オーバーマン誕生の経緯とかも特に語られるわけではないですし。作風を楽しむなら深く考えすぎないで見るのが1番だと思います!

次は聖戦士ダンバインを予定しています。


ではでは。

オーバーヒート!!


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