⭐️ミューザ川崎ホリデーアフタヌーンコンサートシリーズ後期の連続チケットを買ってあって…
今日はその3回目
「チェロ&チェロ・ピッコロ
《マリオ・ブルネロ》
(忙しさにかまけて、全く予習せずに出掛けてしまったことが悔やまれた。しかも帰宅後の予定が密すぎて、混んでて並ぶことができずCDも買えなかった(Amazonで調べたら一時的に品切れって!注文はしておいたけどいつくるのやら………))
何しろ素晴らしい音色がホールに響き渡る
響きに包み込まれるようで
そこは異空間か〜
2階席なのに振動が足元から感じられたり
弓の動きと耳に届くまでに時差があるように感じたり(実際はそんなことあるわけないけど…)
音に身を任せると時折り目を閉じてしまう瞬間があったり(あーもったいない…)
特にチェロ・ピッコロによる
『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004』
終曲の《シャコンヌ》は圧巻だった!!
プログラムより
《シャコンヌとは、もともとはスペインを起源にするといわれる舞曲の一つであったが、次第にオスティナート・バス(同じ、あるいは同じような低音部、及び和声進行がら続くこと)に基づく3拍子の変奏曲として純音楽の分野で扱われるようになった。この作品のシャコンヌも8小節の主題を幾度となく変奏していくが、その展開の超絶さは譜面をパッと見ただけではわからないほどではあるが、和声に耳を傾けると、基本主題が常に踏襲されていることがわかる。究極の作品として後世の作曲家を数多く魅了し、現代では様々なアレンジが存在するのも特徴である。ブゾーニ編曲のピアノ独奏版、ブラームスによる左手のみのピアノ版、スコトフスキーや齋藤秀雄によるオーケストラ編曲版等は特に有名である》これを読んだだけでも興味に火がつく…
さらに彼の演奏〜弓の動きに肩甲骨から肩から腕から手首、指先まで全てが一体となって、時には目にも止まらぬ速さで……
弓一本なのに
弦4本だけなのに
見応えあったという別の視点……
曲の終わり
弓と弦が触れたまましばらくの間静止
様々な振動、鼓動、呼吸が静かに落ち着いていくのを感じているようだった
弓がちょっと動いた瞬間に大きな拍手👏
あれ?スーッと涙……気づかなかった
時空を超えたところにいた気がする