⭐️成城のサローネ・フォンタナにて
先月4月16日にウィーンで亡くなられたイエルク・デームスのお別れの会が催された。
池田明子先生の時代"サローネ・クリストフォリ"は、それ以前からのデームスとの思い出と重なる。デームスの思い出が一番詰まっているところでのお別れの会。
⭐️ご挨拶をされた、プロアルテムジケ代表の原さん、オーナーの高江洲さん、ご友人のノーマンシェトラー先生のお話からたくさんの思い出話が続いた。
私の記憶とも繋がるエピソードがあったり、
いろんの繋がりに気付かされたり……
(私のための備忘録として……)
♪Atme zusammen……一緒に呼吸を
デームスのよく使うフレーズだったそうだ。
その時代の背景をわかっていて呼吸するようにピアノを弾く。
自分勝手な解釈ではなく。
♪雑音に対する叱責
♪人間としても濃い音楽の背景。
ピアノがあるところにいることが幸せ
音を作り出す瞬間を楽しむ
記憶力のよさ
いつ誰が何を……
数字を覚えるのは全て音楽にからめて。
♪晩年、さらに音楽に対して桁外れの思いが詰まった演奏になっていった
♪葛飾北斎、広重など大好き
♪彼の記憶を失くさずに生きていきたい、と心から思う
♪ザルツカンマーグートへ行こう
バイレイク曲がったら
バッハという看板から10分!
そこに緑の森
気に入ってそこに別荘を建てた
イエルクデームス通りと名付けられている
「ムゼオクリストフォリ」と称して
ものすごい数のピアノコレクションが置いてあり、
その時代の作曲家が弾いていたピアノでその人の作品を弾く!
(そのDVDが流れた。これ欲しいと思った❗️
私の大好きな、
フランク: 前奏曲、フーガと変奏
ベートーベン: ピアノソナタ第30番
シューマン: ファンタジー
などは流れなかったけど。。)
⭐️池田先生とデームスの思い出がたくさん詰まったこのサローネクリストフォリ✨
今はサローネフォンタナ✨
高江洲さんが存続してくださって本当によかった。
デームスと出会ってから40年以上〜
途切れがちだった時もあったけど、私の原点になっていることは間違いない🎹✨✨✨✨✨
⭐️帰宅後すぐにピアノの部屋へ……
今日帰りにいただいたデームス作曲の
「夕べの鐘」
オリジナルの楽譜、運指も丁寧に書かれている
彼の運指を辿りながら、昔に想いを馳せながら、祈りを込めて弾いた。
優しさと美しさと優雅さ…………
全てが大事な、大切な時間だったm(__)m