ご訪問ありがとうございます。
一昨日、今年初のコンサートに相方と出掛けました。
演奏曲目が良く知られた人気の曲で、会場1700席が満員になり
ました。
ステージ横の2階席から鑑賞。ヴァイオリン・ソリスト側なのと、
ホルン三重奏が目の前なので、良い席が取れた。

プログラム前半
木嶋真優さんの名器ストラディ
ヴァリウスを堪能
開演前に大阪フィルのメンバーがステージに入場、拍手。着席し
て音の調整。続いて、指揮者の小林健一郎氏とソリストの木嶋真
優さんが登場、拍手。いつものように一礼されてから直ぐに演奏
が始まった。

メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲ホ短調64
<メンコン>では、いきなり、ヴァイオリンのソロがあり、中盤
にソリストのテクニックの発揮どころ<カデンツァ>がある。
木嶋さんは、さりげなく音色を生み出し紡いでゆく。ヴァイオリ
ンの音色の美しさがからだに沁みる。
客席からの鳴りやまぬ盛大な拍手にアンコールを披露。
なんと、唱歌「ふるさと」(1814年・大正3年)だ。
唱歌をヴァイオリンで聴くのは初めて。ピアノのテンポより、ゆ
っくり弾かれたので、改めてヴァイオリンの音色の素晴らしさを
感じさせられた。
メンデルスゾーンという音楽家
ヴァイオリン協奏曲は三本指に入る名曲。それ以外に、「結婚行
進曲」は日本でも広く演奏され、知られている。
最近、知ったことですが、音楽以外に才能豊かな方だったようだ。
メンデルスゾーンの描いた絵 2枚


プログラム後半
絶望を乗り越え溢れ出る意欲で
ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
英雄らしい堂々とした第一楽章が終わると、一転、重くて悲しい
気分になせられる「葬送行進曲」が始まる。
帰路、相方に「あれを入れたのはなぜだろう?」と言うと、「英雄
でも、人生は山あり谷ありだからでしょう」と、さらりと言う。
皇帝に即位したナポレオンへの献呈を取り止めボナパルトの文字を消した表紙

確かに、第二楽章はベートーヴェンが音楽家の命と言われる聴力
の病を抱えた、悲嘆・苦悩そのもの。一転して第三楽章はホルン
の三重奏が高らかに響き、最終楽章は全楽器が躍動して締めくく
られる。
若い頃のベートーヴェンの肖像画

「英雄」交響曲は、ベートーヴェンがどん底の時期に作り出した
作品。以降は、イケイケ!ドンドン!の勢いで、名曲を次々と出して
いる。
ハイリンゲンシュタット村で難聴の療養中に
書いた遺書という手紙。死後、遺品の中から
発見された。 1802年と書かれている。

死の淵から這い上がったからこそ、聴く人の心に響き、元気付け、
鼓舞してくれることが出来たに違いない。
ベートーヴェンの生涯と主な作品
29歳 交響曲第一番
30歳 ピアノソナタ「月光」
31歳 ハイリンゲンシュタット村で耳の療養、遺書を書く
33歳 交響曲第3番「英雄」
34歳 ピアノソナタ「熱情」
37歳 交響曲第5番「運命」、第6番「田園」
38歳 ピアノ協奏曲「皇帝」
39歳 エリーゼのために
41歳 交響曲7番、8番
46歳 完全に聴力を失ったと言われる
53歳 交響曲第9番「合唱」
56歳 ウイーンの自宅で死去
創作中の楽譜
全部の楽器が頭の中で鳴り響いているなんて想像できないね

素晴らしいコンサートだった
指揮者の小林健一郎氏、大阪フィルと指揮者への万雷の拍手に
「私をいつも励まし元気づけてくださりありがとうございます。
これからも頑張っていこうとおもいます」とのことばがあり、
鳴りやまぬ拍手にアンコールを披露。
アンコールは木嶋真優さんの「ふるさと」に繋がる「ダニーボ
ーイ」を演奏。盛大な拍手の中、閉幕。
通称、コバケンさんは御年は85歳。2時間少々のステージを立ち
続けて指揮をされた。
大阪フィルの皆さんも、木嶋真優さんも素晴らしい演奏だった。
(感謝)
明日は立春。ルンルンすることばですが、まだまだ寒い。
積雪でご苦労されている方々の辛さが身に沁みます。
皆様には、お元気で 素敵な時間をお過ごしください。
ご覧いただきありがとうございました。