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同種でも姿形はいろいろ
岩牡丹(いわぼたん・Ariocarpus retusus)
自生地では、同属・同種のサボテンでも地域により多様なタイプの
ものが生えています。
日本では、タイプの違うサボテンにそれぞれの和名を付けています。
青磁牡丹(せいじぼたん・A.retusus)
青磁色の肌色からくる命名
モンストローサ(A.retusus)
葉疣の表面に凸凹がある特異な個体
作出者の名を冠して「村主モンストローサ」と呼ばれた
象牙牡丹(ぞうげぼたん・A.retusus)
緑肌のずんぐりした葉疣をもつ
象角牡丹(ぞうかくぼたん・A.retusus)
象牙牡丹に比べて葉疣が角ばっている
雅牡丹(みやびぼたん・A.retusus)
葉疣がより細く、小型種
A.retususには、この他、花牡丹、ゴジラ、カリフラワーなどの命名
をもつものがあります。
サボテン界の先人の命名にはセンスがあり感心させられます。
自生地のA.retusus
メキシコ、コアウイラ州・ヌエボレオン州、サンルイスポトシ州
など各州
球体のほとんどを土中に隠しています。また、周囲の環境に溶け
込んで、小動物からの食害から身を守っています。
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