アリオカルプス属の花➁ | Doremifaのサボテン

Doremifaのサボテン

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 同種でも姿形はいろいろ

 

岩牡丹(いわぼたん・Ariocarpus  retusus)

 

 自生地では、同属・同種のサボテンでも地域により多様なタイプの

ものが生えています。

日本では、タイプの違うサボテンにそれぞれの和名を付けています。

 

青磁牡丹(せいじぼたん・A.retusus)

青磁色の肌色からくる命名

 

モンストローサ(A.retusus)

葉疣の表面に凸凹がある特異な個体

作出者の名を冠して「村主モンストローサ」と呼ばれた

 

象牙牡丹(ぞうげぼたん・A.retusus)

緑肌のずんぐりした葉疣をもつ

 

象角牡丹(ぞうかくぼたん・A.retusus)

象牙牡丹に比べて葉疣が角ばっている

 

雅牡丹(みやびぼたん・A.retusus)

葉疣がより細く、小型種

 

A.retususには、この他、花牡丹、ゴジラ、カリフラワーなどの命名

をもつものがあります。

サボテン界の先人の命名にはセンスがあり感心させられます。

 

自生地のA.retusus

 メキシコ、コアウイラ州・ヌエボレオン州、サンルイスポトシ州

 など各州

    球体のほとんどを土中に隠しています。また、周囲の環境に溶け

 込んで、小動物からの食害から身を守っています。

 

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