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サボテンらしくないサボテンたち
秋咲きのアリオカルプスが全部咲き終えました。
晴れの日が続いていて、温室の中は昼間で35℃になり、冬~
早春咲きのバラ丸や白狼玉が花を咲かせているのにはびっくり。
サボテンの刺とは
サボテンは一口にいうと<刺をもつ沙漠の植物>と言えます。
サボテンの刺は、アレオーレ(刺座)というサボテンだけがもつ
器官から出ます。このアレオーレは球体の中央にある維管束
(水分・養分の通り道)とつながっているので、刺だけでなく、
花芽が出たり、子株を吹いたりします。
刺の役目は、外敵からの食害や沙漠の熱射などから身を守っ
ています。強く鋭い刺を出したり、真っ白い刺で体を包んだ
り、刺も色々です。
刺を持たないアリオカルプス
アリオカルプス属は刺を持たない風変わりな姿をしています。
この枯淡な姿に惹かれるマニアックな愛好家は少なくありま
せん。
刺はもたないが、全く無防備に生存してきたわけでは無さそ
うです。というのも、球体の表面は厚くて硬いクチクラ層に
覆われています。
欧米では、このサボテンを「生ける岩(Living rook)」と呼
んでいます。
アリオカルプスは沙漠で悠久の時間を生き、進化のプロセス
を経て、現在の姿に到達したと言えます。刺を持たないサボ
テンたちに神業を見るようです。
自生地のアリオカルプス(連山)
メキシコのサカテカス州、コアウィラ州、ドゥランゴ州
球体の半分は地中に潜り、やや白っぽい肌は周辺の瓦礫に似て
カムフラージュしているようだ。
温室内のアリオカルプス
亀甲牡丹(Ariocarpus fissuratus)の実生球
自生地と違い、成長期に水遣りをするので瑞々しい姿をしている。
亀甲牡丹の輸入球
ヒントニー(A. hintonii)
亀甲牡丹に似ている、小型種。
連山(Ariocarpus fissuratus Hoydii)
輸入球(左)と実生球(右)
朝晩の冷え込みが続いています。
皆様には、温かくしてお元気にお過ごしください。
ご覧いただきありがとうございました。









